要旨
T 授業のステップ
1 課題を板書する。黄色チョークで囲む。ノートに写させる。(子どもは課題を赤鉛筆で囲む)
2 自分の考えをノートに書かせる。理由も書かせる。
理由は、根拠もしめすようにさせる。すなわちP〜L〜に「・・・・・」と書いてあるから、等と書かせる。
3 理由が一つ書けたら教師のところへ持ってこさせる。教師は○をつける(子どもが書いたところの下に○をつける)
子どもが自分の考えを板書する。この時自分の名前も板書させる。(素早く堂々と書けるように日頃指導しておく。)
4 自分の席に戻り、さらに理由を書いていく。(箇条書きで)
5 理由を書く時間を5分は確保する。
6 板書した考えを本人から発表させる。(間をあけずにスムーズに発表できるよう日頃から指導しておく)
7 どの考えを指示するか人数をきく。人数は板書する。
8 全員の顔が見えるような机の配置にする。(討論の時の机の形態を決めておく)
9 理由を指名なし発表する。(人数の少ない考えの立場から、発表が終わったら次の立場の理由の指名なし発表)この時はお互いの考えを聞くだけで、質問や意見は言わない。
10 討論する。
考えが2つの時は、そのまま討論する。
しかし3つ以上の考えがあるときは、次のいずれかの方法で行う。
(1)おかしなものはないかきいていき、つぶしていく。残った2つあるいは3つで討論する。
(2)教師が意見を整理して2つか3つにまとめる。
(3)多数派とその他をまとめての討論とする。
11 学習のまとめを作文にする。
今日は・・・・・・・について学習した。私の考えは〜である。なぜか。理由は○つある。
一、
二、
〜の考えに反論する。
以上のことから、私は〜と考える。
2 待つ
子どもの意見がとぎれた場合の定石は、「何も発言しないこと」である。
3分くらい平気で待てるようでなければならない。