(参加者) 斉藤、近藤、高野(久)、捧、高原、川上、内田、井上、三浦、本間、藍澤先生、田代の12名
1 模擬授業
(1)近藤 俳句「破る子の なくて障子の 寒さ哉 千代女」 評定 A−2 B−8
@「寒さ」に焦点をあてていて,よかった。
A授業者が取り扱おうと考えたところを進めていて,よかった。
B障子が破れているか,破れていないかの発問はよい。
C情景が浮かんできた授業であった。
D指名なし討論での子どもの発言に,教師は一つ一つに反応をしないでおくこと。
E「なくて」の漢字を考えさせるとよい。「亡くなる」が出てくる。
F「破る子の」の「の」を扱うべきである。「の」がどこにかかっているのかにより,この句がもつ意味をさらに深くとらえることができる。
(2)齋藤 国語「物語をつくろう」 評定 オールB
・テンポが悪い。待っている。
・言葉が確定していないため、多くなる。
・一文といいながら、体言止めにするよう指示の修正があった。
・一文なら、主語述語となる。
・なぜ体言止めにしなければならないのか、疑問がずっと残り、授業に乗れなかった。
・季節を表す表現という言い方が難しい。「夏」ならよいかと思ったら、見本は「暑い中」となっていた。
(3)田代 パロディーの授業 A3 B7
@つかみ「この詩を知っている人」→「死にたまうことなかれ」から始めてはどうか
Aサイトで根拠となる文の色を変えるなどヒントだす。
B人をいいえかえる場合も□□で表示して答を確定させる
Cサイトの色遣いをみやすくする。
(4)本間
(5)内田 話す・聞くスキル「おーい、こっちだよ」 評定 Aー4、Bー6
@練習した回数の塗り方。通しての1回か。一文交代読みでも1回か。決めておく。
A一人練習の後、全員で一斉は間延びがする。2人で練習させる。あるいは、全体を半分に分け、問いかけと話す方に分ける方法がよいのでは。
B一人練習では、問いかけも読むのか、読まずに「おーい、こっちだよ」だけなのか。指示が必要。
C指示2からそのまま流し、単調。評定するなどが必要。
D全体を半分に分ける場合、互いに向き合ったほうが良い。
E出だしは内容にすぐ入る。
F児童相手と模擬授業(対大人)では違うことを押さえて、組み立てる。
(6)井上 算数「2けたのかけ算」 B2 C8
@4×3の10倍 赤く書くのは0の方では。
A教科書→ノート→教科書と移動している。移動を少なくするとよい。
B台紙3枚がわかりにくい。
「たてにぐるっと囲みなさい」の指示が必要。
C「考えましょう」の扱い方は3つある。
・スマボで説明
・おとなりと相談
・サイトを見せる
今回はスマボがよい。
D4×30はすっと出る。言葉の式はいらない。
(7)高野
(8)高原
(9)捧 2年算数「1000より大きい数」学校図書 A5 B4
・四十から三百にいくと思ったら,「百が23個」と進めていった。なぜ,そう進めたのか疑問が残った。→(その後の学習で「2300は100が何個集まったか」
という学習があるので,伏線としてあつかっておいた。)
・一番右側という指示だけ,混乱があった。6個を囲ませてからやると,ぶれが少ないのではないか。
・ノートに位を書かせるとき,括弧を使っていたが,ない方がよい。
2346 2346
⌒ 千
千 → の
の
こうした方が,読みの練習でも漢字に直すときにもやりやすい。
・数字の下に位を書かせたのはよかった。先生問題がスムーズにできた。
・前半は目が教科書から離れず,よかった。後半ノート作業が入ってきたが,ずっと教科書でやっていくとよかった。
・1000からやらないで,6からやったのがよかった。苦手な子どもにとっては,小さい数の方が入りやすい。