【 参 加 】三浦、井上、佐野、田代
1 模擬授業
(1)三浦 冬合宿 図工部屋発表の検討
①描くところが小さいところがある。
②見やすく直す。
③最後の決めセリフを検討。
「学ぶことを明確にし、力強くほめることで、
子どもたちの問題解決能力を高めていきましょう。」
(2)佐野 生活朝会
めざそう もう一歩の自分
①めあてに戻す
②2話を短くする(1分)
③イチロー頑張れない自分がいたら
④努力が報われた は人が言う言葉
(3)井上 2年学級活動「大谷グローブ」
①大谷選手の話はどこでもやっている。大谷選手のすごいところは、その人柄である。ゴミ拾い、掃除、後始末、次の人のことを考える、飲んだり遊んだりしない等である。子どもたちにはそこを授業したい。
②ゴミを「運」を拾うと言っている。運の話もできる。→松島先生もおっしゃっていました。運はコントロールできると。
③努力の話はイチロー選手もしている。「努力している」とは人が評価することである、と。
④大谷選手からは、整理整頓も教えられる。
⑤ひすいこたろうの話
(4)ワイマール憲法
①アドルフ・ヒトラー。知っている人?
②どんな人ですか。知っていることを隣同士言ってごらん。
③独裁者
ユダヤ人の大量虐殺 その数約600万人と言われています。
④独裁者に、どのようにしてなったと思いますか。
⑤どちらだと思いますか。 A合法 B違法
⑥実は、合法だったのです。
⑦当時のドイツ。世界で最も民主的な憲法があrました。
ワイマール憲法といいます。
⑧その第1条です。
( )( )主権。
何主権だ思いますか。
そう国民主権。主権は国民にあるというのが第1条です。
では、どうして独裁者が生まれたのでしょうか。今日は、それを考えます。
⑨当時の世界は、「世界恐慌」と言われ、経済が立ち行かない状況でした。
ドイツも不況に悩まされ、失業者が増大します。
その時に現れたのがヒトラーです。
⑩彼の主張は明確でした。
「強いドイツを取り戻す」
「敵はユダヤ人だ」
そういってドイツ国民をひきつけます。
⑪また、ヒトラーは言葉巧みに危険な言葉を言い換えます。
独裁と言わずに、決断できる政治
戦争の準備と言わずに、平和と安全の確保
⑫ヒトラーの腹心、ゲーリングは次のように言っています。
普通の市民は戦争が嫌いだ。しかし、国民をそれに巻き込むのは、簡単なことだ。
自分達が外国から攻撃されていると説明するだけでいい。
平和主義者については、彼らは愛国心がなく国家を危険に晒す人々だと公然と非難すればいいだけのことだ。
この方法はどの国でも同じように通用するものだ。
⑬感想をどうぞ。
⑭ワイマール憲法 第1条は国民主権
しかし、第48条 どんな条項だと思いますか。
国家緊急権と言います。
⑮ドイツ国内において、公共の安全および秩序に著しい障害が生じ、又はその虞れがあるときは、大統領は、公共の安全及び秩序を回復させるために必要な措置をとることができ、必要な場合には、武装兵力を用いて介入することができる。この目的のために、大統領は、一時的に基本権の全部又は一部を停止することができる。
⑯1933年、ヒトラーは首相になると、すぐに国家緊急権を発動します。
そして敵対勢力弾圧のため、集会・言論の自由を制限します。
⑰その後、すぐに国家議事堂が放火される事件が置きます。一説には自作自演と言われています。
⑱放火事件を受けて、ヒトラーはまた国家緊急権を発動します。
基本的人権の停止、司法の手続きなしに逮捕ができるようにしました。
ヒトラーに反対す者をすべて逮捕、投獄します。
⑲そして、国会で全権委任法を制定します。
これは国会の審議を経ずに、政府が憲法改正を含め、すべての法律を制定できるというものです。
これによって、ワイマール憲法は廃止。
合法的に独裁者が誕生します。
⑳その後、ヒトラーは戦争に突き進み、ユダヤ人の虐殺をはじめ、多くの人命を奪っていきます。
㉑現在の日本
憲法改正が進められようとしています。
その中に次の条項が入っています。
㉒「緊急事態条項」です。
何かに似ていませんか。
㉓この平和な日本。
独裁者が生まれるはずがない。
㉔しかし、指導者が一歩間違えれば、100年前のドイツと同じことが起きるかもしれません。
㉕ニュースではほとんど報道されません。
しかし、私たちは政府の動向に目を向け、議論していく必要があります。