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TOSS SANJO 第72回例会
                         2005.1.15(土)   14:00〜16:30  於 サンファーム
 
(参加者) 斉藤、近藤、小林、捧、高野(久)、川上、山田(博)、田代の8名。
       
1 模擬授業
(1)山田(博) 6年国語 「感動を言葉に」 B…3 C…2
 @直喩と隠喩を一気に扱い、子どもに書かせようとしていた。先に直喩を、次に隠喩を一つずつ扱うようにする。
 A山田先生は○○○。山田先生は(     )のよう。と提示して、説明しないで子どもに書かせた方がよい。
 B「みんな石になってごらん」と言った後に、辺りを見るように指示 したが、石になっているのでできない。
 C比喩の場面を選ばせる発問があったが、選びにくい。
 D助走−本題−加工という授業プロセスを用いる。
 Eパワーポイントではなく、教科書を用いる。詩の中の工夫されている部分をさっとおさえる。
 Fおさえた後に、教師側からフォーマットを示し(トレース作文形式)、書き込んでいく中で表現技法を学ぶことができるようにする。
 G子どもの詩(そんなに良い詩ではない)なので、さらっと扱う。
 H「まどみちお」や「かわせひろし」等、一流の作家の詩を提示し、教材として使用したほうが良い。

(2)捧


(3)齋藤 国語「りん りりん」評定  B6
@助走の発問が簡単なものになっていない。
A助走で確定していくように発問の言葉を考える。
B主発問「実際に聞こえるか」と問うと、詩からはなれる子が出る。
C2連で見えているのは、ゆきととんねるで、くさのめは見えていない。くさのめが出ていたら、世界一小さいとはいえない。
D「ゆきどけのおと」は、水の音とはかぎらない、ということを考えさせることはよい。


(4)高野(久) 真夏はあるが真春はないのはなぜか」 A3B3
 @ねらいはなにか。
 A言葉の学習は,言葉を集め,そして分類する作業が必要。向山実践のようなダイナミックな展開。
 B真緑,真斜めの解釈はどうか。


(5)近藤話す・聞くスキル11 「かりうど」北原白秋 評定 A2 B4
 @指示にいい間違いがあった。「一行目は先生,二行目は・・・}の部分が「一連は,二連は・・・」と言っていた。
かりうどの言葉の練習も,かりうどのせりふの部分だけなのか「らららん」も含めてなのか,混乱を招く。
 A輪唱読みの人数わけで,人数の少ないところは,教師が入って一緒に読むとよい。
 B最後,今回付け加えたところ「もう一度一緒に」がずれる。「もいちど一緒に」にするとよい。
 C声が自然にでていてよかった。
 D目線が安定していた。
 Eだんだん声を小さくしていく最後の終わり方がよい

(6)小林 社会「日清戦争の背景」 評定 C6
@「独立国」の定義を確立すべし。
A「朝鮮は清に管理されてゐる」といふ表現は子供に分かり難い。
B独立国でないとどんな不利益があるかを子供に具体的に示すべし。
C初発問「独立国とはどういう国か」は取つ付き難い。
D独立国である事の素晴らしさも子供に示したい。
E朝鮮が当時風前の灯であつた事を子供に理解させるべし。
F下関条約提示後「朝鮮はどうなったか」「どう思つたか」を問ふた方が良い。

(7)川上

2 レポート
(1)田代 Make a wish
 @後半の言葉の押さえが弱い。
 A前半の子どもの紹介は1人にしてはどうか。
 B最後の大野さんの言葉を□抜きにして考えさせる。
 C夢をかなえたあとの子どものエピソードをもっと盛り込む。