もどる
TOSS SANJO 第71回例会
2005.1.6(木) 18:00〜20:00
於 サンファーム
(参加者) 斉藤、高野(宏)、近藤、捧、高野(久)、高原、川上、山田(直)、河野、、田代の11名。
(1)近藤 話す・聞くスキル11 「かりうど」 北原白秋 オールB
@指示がはっきりするよう,際立たせる。
A評価言,ほめ言葉を入れる。
B最初の読みは,急ぎすぎないこと。
C目線を落とさない。
Dかりうど役の個人は,立って読んでもらうとよい。
E4連に指をおかせる。
F4連,5連の読みは,交代読みをしないで,役割分担で読むこと。
G輪唱読みの時,番号ではなく,列ごとに「ここ」と手で示すこと。
H教師の指示で,子どもの読みのリズムを崩してはならない。リズムに
乗って指示を言うこと。
I時間を考え,個人の読みの部分を,2人から3人とすること。
J4連と5連だけと言ったあと,間をきちんととり,子どもが用意がで
きたことを見取り,進めること。
(2)捧年 国語「主語,述語,修飾語の復習」 B2 C5
@子供役に板書させっぱなしはつまらない。読ませるなどした方がよい。
A「『何々は』『何々が』という言葉を何と言いましたか。」という問いはよく分からない。「は」「が」のことを聞いているのかと思ってしまう。「犬は」を四角で囲んでから問うならまだ分かる。
B何のために作業しているのか分からない。すぐに,主語,述語をおさえて,早く修飾語に入った方がよい。
C修飾語の授業なら,「〜しい」の授業など,もっと楽しいものがある。主語,述語の授業も,バラバラにして組み合わせる授業など,子どもたちが喜んで活動するものがある。
D何を詳しくしているかを問う。問いをひっくり返して,詳しくしているのはどの言葉か問う。定義を定着させるときに使う方法で,定着を図る。
E主語は「は」や「が」がつくものだけではない。主語を見分けるには「が」に置き換える方法が有効である。
F文の中から,主語・述語を見つけるときは,述語から先に見つける。
G「主語と述語で簡単な文ができる。」というおさえではなく,「文には主語・述語が必要である。」とおさえなければならない。
(3)齋藤 国語「モチモチの木」評定 A1 B4 C2
@言葉が多い。よけいな問いをしない。リズムテンポが崩れる。
A第2問作者名が難しい。易から難への原則が崩れる。
B「できた人?」と聞かずに、解を言うのが一字読解。
C第4問の答えを板書させたが、一字読解では不要。
DPPの操作がテンポを崩す。
E問いと教師の解答との間が一字読解の真骨頂。それを求めよ。
F赤鉛筆で○をすることを抜かした。
(4)田代 国語 6年「わすれなぐさ」 A1B8
@わからない言葉の意味をそのままにして進んだので、気になった。
Aスクリーンを見て読むのか、紙を見て読むのかがあいまいだった。
B「ひともと」は漢字でおさえたほうがわかりやすい。
C教えないで進む。読んでいくうちにわかる。発問の答えることによってわかる授業もある。
Dわからない子にとっては、最後までわからないままでおわってしまう。