もどる
TOSS SANJO 第68回例会
2004.10. 9(土) 14:00〜16:30
於 サンファーム
(参加者) 斉藤、近藤、小林、捧、高野(久)、川上(和)、長谷川、中澤、松野先生、田代の10名
(1)捧
(2)田代 「椰子の実」 A3 B2
@起承転結がよくわかったという意見、逆にわかりにくかったという意見があった。
A最後は教師の説明で落ちつかせる授業だが、やはり難しい。
B読みを十分に扱う授業がよい。
(3)近藤滋子 俳句「万緑の中やア吾子の歯はえ初むる」評定 B6 C2
@子どもたちに読ませながら,言葉の意味を確定していくこと。
A俳句の基本的な流れを身につけていくこと。読ませるー助走問題ー中心発問
B対比は,「万緑と歯」である。たくさんの緑の中で,吾子の歯の白が強調したのである。「緑と歯」の答えはよしとしてはならない。
C発問
「この句にでてくる色はなんですか」生えはじめた1本の歯の白を強調していることをきちんととらえさせること。
D吾子の状態をしっかりとらえさせていくこと。
子どもは,吾子がどんな状態なのか,歯が生えはじめるのは何歳くらいなのかはわかっていない。はっきりと,その状態をとらえていくようにさせる。そのための発問をいくつかすること。
「吾子は歩けますか」
「吾子は立てますか」
「何歳くらいですか」
「子どもはどんな状態なのか」(だっこされている,またはそれに近い状況であろう)
E発問「話者がずっと見ていたいものはなんですか」というように,「歯」という答えが出るような発問を。
F「見ていたいのは,なぜ歯なんですか」という発問から,親の気持ちをつかむ。
G親の気持ちは,子どもはわからない。親はそんな気持ちなんだろうととらえていくことにとどめ,親の気持ちという部分をあまり深く追求しないでよい。
(4)齋藤 食育 「いただきます」評定 A2 B6
@感謝すると残さず食べるの二つが混在している。
A「目がつぶれる」の由来を調べよ。
B「米一粒から、○粒」といったエピソードがあるとよい。
Cテープ、もみなどの実物はよい。
Dハンガーマップは、教訓的になる。
Eハンガーマップは、最後ではない方がよい。
F最後に「いただきます」にもどるとよい。
G「だれにいっているか」は、高学年より、低学年だといろいろな答えが返ってくるだろう。
Hクリックに目線が落ちる。
I「だれに」「その理由」がもたつく。全体に遅い。