【 参 加 】三浦、井上、熊倉、佐野、大橋、田代
1 模擬授業
(1)田代 1年算数 飛びこみで行った授業の再現
①百玉そろばん 順唱、逆唱、2とび、5とび、10とび、10の階段 隠し球
②
先生問題です。
黒板に大きく「3」と書く。 3というのは、何が3個あることですか? 「1」と口々に言う。
③
じゃ、今度は言わないでね、黙って考えるんだよ。 「5」というのは何が5こあるんでするか。
分かった人は手を挙げて。 すごーい。 じゃ、みんなでさんはい。
④
同様に23の2は? 234の2は?等とやっていく。
⑤
先生の知っている1年生。この学校じゃないよ。 その子がね、「ひゃくにじゅうさん」をこう書いたの。
合ってるよね。 100203
「ちがーう ちがーう 123」
これを繰り返すうちに、子どもから、 「数字を3つ書けばいいの」と出てきた。
驚きながら、それをとりあげて。
⑥
黒板に□を3つつなげて書く。 数字のお部屋って習ったよね。 このお部屋は何の位?(一の位) 十の位、百の位も扱う。
⑦
そこに板、束、ばらの図を書く。
□□ ||| ・・・・
その下にゆっくりと数字を書く。
そうかこれは 200304
これでいいよね。
当然、ちがーう、ちがーうの大興奮
これを変化をつけながら、やっていく。
⑧
やっているうちに何人かの子が 「あっ昨日のプリントまちがえた」 と言っている。
「ちがーう」と言いながら、まちがいに気付く。
⑨
よし、じゃあ、このプリントやってみよう。
「昨日と同じだ」
いいのいいの。もう1回やるぞ。
最初は、ほぼ答えをいいながら書き込ませる。
そして、昨日の間違えが多かった問題の1つ目だけ
答えを確認して書かせる。
⑩
2問目ができたら持ってらっしゃい。
全部できたら、また持っておいで。
6年算数 どんなグラフになるのかな
3時間扱いを20分で攻略する。
(2)佐野 体育1年 跳び箱
①禁止事項の確認
乗って遊んで、ケガした人がいるんだって。
そんなことする人いないよね。「はーい」
②跳び箱 マットを外に出しておく
※跳び箱・マットを見るなり登ってしまう子供をどうするか。
③指示→行動(活動)→褒める
〈指示:演示しながら、図で見せながら〉
4人でマットを持つのでしたね。テープのところに置きます。できたら座って待ちます。
できる人?やってごらんなさい。
〈行動(活動)〉
〈褒める〉
よく聞いていたね。えらい。
~次。跳び箱の用意~
④初日は、演示用の跳び箱セットを用意しておく。
⑤1分で出来たら飛行機 2分で出来たら新幹線 3分で出来たら電車
※今まで着替えでやっていた。準備で活用できる。
(3)井上 2年算数 たし算とひき算P95
①この場所なら子どもはどんどんできるので、挿絵に書き込ませたりはしない。
②式と立てさせ、計算をすぐさせる。
③「1組は、2組より何人少ないですか。」「2組は、1組より何人多いですか。」を読ませ、答えさせる。「聞き方は違うけど、おんなじことを答えます。」と教える。
④「先生の知っている子でね、」と間違えた例を紹介することで気づかせてあげてもよい。
2 講座準備
(1)三浦 教え方講座
「出会いの1時間で行うこと」
①引継ぎは、学校によって違いがある。参加者に尋ねてから進める方法もある。
②配り方もバリエーションを示す。
③賢いの反対は、愚か。
④『なかよく』には、解説を加える。(思うのは自由。言ったらOUT)
⑤ほめる。先生の言う事を聞くと、ほめられる。相手を気持ちよくさせる。
⑥指示→活動→ほめる 強化される。
これからまだまだブラッシュアップをしていきたい。
(2)熊倉
教え方講座 「主体的、対話的な学びを保障する話合い指導」
どの教材を通すかは再考。何を持って主体的か、対話的か、自分なりの解をかちっと決めて講座を組み立てる。
【例会報告 熊倉氏】
1 田代先生 1年 算数 飛び込み授業
田代先生が、空き時間に、大変な学級に飛び込みで入った授業のダイジェスト
向山型算数のスキル、1年生の児童を熱中させる技術のオンパレードだった。
1年生担任の必須スキル。練習して身に付けたい。
2 田代先生 6年 算数
資料の活用3時間を1時間内に収める無駄を極限まで排する授業だった。
解き方の基本例がわからない場合は潔く他のやり方を作ることが大事だ。
教科書の流れでは、3時間をかけ一つの表に統合することになっている。
だが、3時間は長い。スモールステップで行うほど意欲は低下すると思った。
やはり1時間、長くても2時間だろう。
3 佐野先生 1年 体育 跳び箱の準備
跳び箱準備がはじめての1年生の児童をどのように動かすか。興味深い内容だ。
一時一事の原則、例示、目印、禁止事項などなど。
「安全に」が趣意説明かと思った。
4 井上先生 2年 算数 ちがい
①はAはBより◯多い。
②BはAより◯少ない。という設問だった。
違いを求めたのち、基準(主語)が変わると、言い方変わるといった説明があるとよい。
5 三浦先生 教え方セミナー講座の検討先週
、新面目(高野久昭先生、宏子先生)での例会に続き2回目の検討。
全体構造が分かりやすくなっていた。
私が事務局長を務めさせてもらっているのだが、やはりこのような早めの検討にあげてもらい安心する。
他の6名の講師の先生方の講座の質を高めるべく2週間内に検討会を行いたい。
【例会報告 三浦氏】
(田代先生) 1年算数 大きな数
234を200304と書いてしまう1年生に対し、
説明せずに、熱狂した教え方を再現。
①3は、何が3こですか。
②2は、何が2こでした。
③4は、何が4こですか。
変化のある繰り返しを何度も行う。
4の書く場所を、わざと変なことろに書いて、「ちがう~」と熱狂させる。
(井上先生)2年 算数
問題文が何を問いているのかを、イメージし、理解することが大事。
今回は、問題が違うが、式と答えが同じになる。
(佐野先生) 1年生 とび箱の出し方
マットを運ぶ台車に乗ってしまう子への対応。
直接、注意をしないで、
①先生の知っている子でね、このマットの上に乗って、ケガしてしまった子がいるんだよ。
②この上に乗っていいのかな。(ダメ)。まさか、このクラスにはそんな子いないと思うけど、ダメだよね。
一時に一事。マットだけ、跳び箱だけのように。
一つだけ、並べ方の例を示す。
(熊倉先生) 教え方「主体的で対話的な学びを保障する話し合いの指導」
指名なし発表を体感してもらう。 主体的な学びになる。
意見に、質問や反対意見を言う。 対話的な学びになる。
4月から、根拠と理由を言わせる。
特別支援の教材を開発されている大橋さんが参加された。
「かじられる鉛筆キャップ」の開発中だということ。
海外の製品などを見せていただきました。