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TOSS SANJO 第66回例会
                         2004.9. 22(水)   18:00〜21:00  於 メッセピア
 
(参加者) 斉藤、高野(宏)、近藤、小林、高野(久)、高原、川上(和)、山田(直)、郷、長谷川、中澤、田代の12名

(1)捧 2年算数「かけ算1」
 @□2の問題の扱いがしつこい。もう先へ進みたいので,もっとあっさりした方がよい。
 A隠すか,囲むか,どちらがいいのか。
 B隠した方が,活動があって楽しい。
 C色に着目しすぎ。Aの問題も色を扱わなくてもすんなりいく。
 D3の「先生は次に何というと思いますか。」の時,色のことを言えばよいのか,数のことを言えばよいのか迷った。色のことをあつかいすぎた。
 E1で「ずつ」を意識させるべき。「一はこに何個入っていますか。」「次のはこには?」「次のはこには?」「このように,みんな8個入っていることを8個ずつといいます。」のように。
 H授業者がずっと自分の教科書を見せていたが,みんな自分の教科書に注目しているので見せる必要はない。
 I板書は,エクセルで作って,PPで表示した方がよい。
 J数を数えるとき,速くて子供がついて行けなかった。
 K模擬授業なので,□2のB,Cはやったことにして,次に進む方法もある。
 L4ページだけで,5分かかっている。

(2)近藤 道徳「夢をもって仕事をやりぬく」
@目線が宙に浮いている。きちんと子どもと目線を合わせる。「Z」を心がけ,授業に臨むこと。
A言葉を削り。余裕をもってすすめていくこと。
B最初のクリックは自動にしていくこと。大事なつかみの部分に,クリックをバタバタといれないこと。
C人物の背景は,紺色か黒がよいところがある。
D考えて答えさせるのか,語るのかを後半はっきりさせておいた方がよいところがある。整理すること。
E文字が下に出てくるが,全員が文字をとらえることができるのは上である。変更をすること。
F前回に入れてあった,戦争の時,材料が無くなった時のことは,削らないで入れたほうがよい。
G実物を見せるところは,画像は要らない。

(3)小林 社会 「満洲国」
 @ノートに考へを書かせる場面が1回だけ。少な過ぎる。
 A「侵略」の定義がはつきりしてゐない。よつて「侵略」したか否か判定不可能。
 侵略とは, a.力の強い国が力の弱い国を支配する事。
        b.強い国が自国に都合の良い政策を強制的に行ふ事。
        c.武力によつて進出し相手国民の主権を認めない事,等。
 B欧米の植民地地図を示した時に「侵略」について触れても良い。
 C満洲国建国時,満洲住民が求めなければ日本は動かなかつたのか。さうではないだらう。一方的な説明が目立つ。
 D思考する場面が欲しい。TVを観てゐるやう。
 E黒い背景は良いが,黒地に青文字は見辛い。
 Fフィリピン外相の言葉を前半に持つて行き組立てても良い。欧米植民地支配との対比が出来る。
 G満洲国のインフラ整備紹介後「誰が中心になつて行つたか」を問ふのも良い。
 Hフィリピン外相の言葉が大変印象的だつた。
 I講義調の授業だが興味深く集中出来た。

(4)高原  音楽「顔じゃんけん」「条件つき『かえるのがっしょう』」
 @楽器を使って音程を盗るべきだ。
 Aテンポを上げる。
 B子どもたちをあおるような言葉がけをしてみる。

(5)齋藤 食育 「魚パワー」
 @7分に収めるために、削る。(5カ所)
  ・授業開始・ノートさせるところ・「どうなる?」という発問
  ・魚の脂肪についての説明
 Aポテトチップスから脂肪をとる画像をやめて、  脂肪の多い食品を並べる。
 B血栓のアニメ動画の部分を短くし、端的に説明する。
 Cドロドロ血という言葉の使い方に気をつける。
 D肉を否定的に扱わないところがよい。