もどる

TOSS SANJO 第64回例会
                         2004.9. 11(土)   14:00〜17:00  於 サンファーム三条
 
(参加者) 斉藤、高野(宏)、近藤、小林、高橋(豊)、捧、高野(久)、高原、川上(和)、山田(直)、河野、高橋(多)、中澤先生、藍澤先生、田代の15名

(1)高野(久)

(2)高野(宏) 漢字文化 「まとめる横棒 一」 評定 A2 B9
 @なるほどなあと思うが、聞いているだけである。作業が必要。「一のつく漢字をかいてごらん」[一を使ってまとめる漢字をつくってごらん」など
 A最初に、一のつく漢字をたくさんださせて、その中からまとめる横棒の漢字に入っていってもよい。
 Bさそりの最後の部分は、違和感がある。いらない。
 C三択が続いた。支持を工夫する。冊は指名して意見を出させてもよい。
 D説明が長い。言葉を削る。余計なことは言わない。
 E「さんはい」は最初だけでよい。
 F「一です」「十です」など、語尾を統一して言わせる。
 G三択の「正解は・・」は削る。
 H子供の意見は必ず、全部出させる。出し尽くす。(手を挙げている子を無視した。書かせる場面では意見を出させて、ほかに意見はないか聞かなかった。)
 I漢字の提示順を再考する。
      一→十→協→百→千→万→億?兆?

(3)捧 2年算数「かけ算(1)」 評定  A2 B11 C1
 @板書ではマス目が無く,数字をそろえて書くことを示しにくい。拡大コピーなどで示すとよい。
 A確認がないので,子どもがどのようにやっているか見ることができない。さかなの問題で,すべて子どもに丸投げしているという印象を受ける。「どこに書きますか。」や「持っていらっしゃい。」などの方法で確認した方がよい。
 B再度教科書(p.4)に戻るのであれば,博士マークのところは一緒に読むだけでいいのではないか。板書は4ページの「8こずつ3はこで24こ」を板書すれば,書き方も分かりやすくなる。
 C今回の板書でいいのではないか。博士マークは定義であるのに文の数字と式の数字がずれているので納得できない子どもがいる。
 D博士マークは読ませるだけで分からない。代案として,2×5=10(1箱分の数×はこの数=全部の数)を「2は何の数ですか。5は…」「1箱分の数は何ですか。はこの数は…」のように詰めた方がよいのではないか。
 E「1はこに何個ずつですか。」「○こです。」といった答えに対して,教師が「○こずつですね。」と言い直したが,別の人に指名して正しい答え方を示し,再度言わせるなどの徹底が必要である。
 F百玉そろばんは使わないのか。→時間の制約があり,使うことは考えていない。
 G「ちょっと一緒にやってみよう。」という言葉は曖昧でよくない。
 H手で隠して1箱分の数を確認するのはよい。とても大事なところなので,次の問題も手で隠させてやった方がいい。何個ずつということを意識させた方がよい。早すぎたのでついて行けない。3あたりから,「次に先生は何というと思いますか。」と問う。
 I博士マークは読んでも分からなかった。やはり,書くことでこういうことかと分かるようになる。そこのところを丸投げしすぎたので,ついて行けない子はどうしようもなくなる。
 J教科書の書き方で仕方がないが,「□こずつ」のように□があれば,そこに書くのだなと分かりやすい。
 K「×」の記号の練習は教科書の上でもやらせるとよい。
 L□3の問題が一番難しい。どちらにどの数を入れるかが難しい。そこをやってほしい。
 M□3が難しいので,手で隠して,一箱分,一袋分の数を意識させないと,絶対にできない。□3は「一袋分が○こで,○袋分で○こ」のように言わせてから式をたてるのか。→練習した方法と同じようにやると考えている。
 N講座の時はカラーでプリントする。きっと色分けされている。
 O手で隠すのもいいが,○でかこませる方法もある。それによって1つあたりの数を認識させられる。
 Pパックの説明で,「容器」というより難しい言葉を使っていた。これでは分か


(4)小林 社会 「満洲国」 評定  B8 C5
 @発言指示が全て指名なので変化がない。社会科が得意な子は発言したいのでは。挙手させて答へさせる場面があつても良い。
 A発問が多くて思考が寸断される。説明ですッと流した方が良い所が多々ある。余計な発問を削るべき。さうすれば考へさせたい所が明確になる。
 B7分の模擬授業である。内容が多過ぎ時間内には収まらない。一番伝へたい部分のみ授業をするか授業の構造そのものを変へる必要がある。
 C発問,指示,説明の語調が皆同じ。つい聞き逃してしまふ。メリハリが必要。
 D主発問ではノートに考へを書かせたい。その際近くの人と相談出来るやうにすると良い。考へが纏まらないうちに指名されるとドキドキする。
 E清とロシアの国境がはつきりしない。何処までが国境で何処が植民地化されてゐるかをもつと明確に図示する。
 F欧米の植民地政策と日本の対満洲政策の違ひを対比させたい。(投資金額等)
 G満洲建国以前と以後との対比も良い。今回のやうに時系列で授業を進めるのは無理がある。 
 H「日本は他の国を植民地にした事があるか」と言ふ発問から授業を進めると良い。

(5)高橋(豊)

(6)川上 「地図にない湖葦沼」 前半のみ
  @授業書を作る!!!!

(7)高原  音楽 「響く声作り〜2年生共通教材かくれんぼを通して〜」 評定  B10 C2
 @響く声は、あごの下をさわって歌わせる。(代案模擬授業をしてくださった。)
 A「もういいかい」では、伸ばす音の指導をすると、この授業の主張がより明確になる。
 B選曲がよかった。わらべ歌なので、和声がとりやすい。多少ずれても歌える。音階も少ない。
 Cかくれんぼなので、いろいろ工夫できる。 『もういいかい』と『まあだだよ』を教室を半分に分けて、歌わせるなどでき
る。
 D友達の声を聞く場があったほうがよい。
 E低学年なので、もっと活動がほしい。
 F「もういいよ」を最後小さく歌わせるのがよかった。
 G低学年だとおなかばっかりに気がいく子が出てくる。
 H授業がぎこちなかった。もっと、何度もシュミーレーションをすべきだった。
 I歌詞をパワーポイントでずっと提示していたため、教師も子ども役も、画面ばかり見ていた。代案として、はじめだけ歌詞を提示し、2度目、3度目歌わせるときは、見せなくていいと思った。はじめ見せれば、次からは子どもは歌える。または、必死で歌おうとする子が出てくる。(ただし、指導案には、歌詞を載せておくべき。)
 JかくれんぼのCDは、提示した歌詞を2回続けて歌わせて、1曲扱いになっている。それぞれの活動でも、歌詞を2回続けて歌わせればよかった。
 K教師がもっとはげしい授業をすべきだった。子どもたちを乗せるぞという気合が足りなかった。(今日の近藤先生みたいに。今日の近藤先生はすごかった。)
 L地声を響かせる活動及び裏声を響かせる活動のとき、もっと、長〜く声を出せるべきだった。そのほうが、あとの「もういいかい」「まあだだよ」のつながると思う。

(8)山田(直) 英語 「色・形・数を聞き取ろう」 評定  B9 C2
 @子どもが(教師の発問に)応えた後に何かしら一言がほしい。
 A英会話の授業は、やはり楽しさが大切。表情を豊かに。
 Bずっと座ってばかりなので、動きをいれる。「教えあう」「一緒に作業をさせる」→「finish」→「立つ」などしてはどうか?
 C「何時間目の授業なのか?」 【山田の解】…色、形、数字を学習した上という前提なので15〜20時間ごろを想定。
 DAll Englishの場合、英語が途切れそうになる時は
 「む〜〜〜〜〜」
 「あ〜〜〜〜〜」
 などと、伸ばして間をつなぐ工夫があったほうがいい。
 Eshapeの数は、尋ねると混乱する。色に絞った方が、いい。
 F前回のサイトの流れの方がよかったので、考えてほしい。
 G「triangle」 「square」などの形は、体のアクションを使って再度確認させたらいいのでは。

(9)近藤 道徳「夢をもって仕事をやりぬく」 評定 A8 B5
 @実物も提示し,よかった。(提示したあと,おまけの転がしたままにしておかない方がよい。)
 A語りに力があった。
 Bよいこと,困っていることに分けてあり,思考しやすかった。
 C豆虫めがねが500万個というのは,予想しにくい。当時の子どもの数をヒントにするなど,何か手がかりがないと考えにくい。 当時どのくらい人気だったのかわかるようにするとよい。
 D「予想してノートに書きなさい。」という同じ言葉での指示が何回もあった。2回目からは「書きなさい。」とするなどして,言葉を削っていくこと。
 E特高とのやりとりで,人の考えを変えるほどなのだから,具体的な会話や働きかけの言葉がほしい。大事な場面であるので,さらっと流してしまわないようにすること。
 F盛りだくさんであり,早い。ゆっくりと問い,考える間があるようにすること。
 G最後の画像提示までで,時間をかなりオーバーしている。削り,時間内におさめていくこと。

(10)齋藤 食育 「魚パワー」 評定  A8B5
 @4の説明(固まって〜ドロドロ血)が画像と正対していない。
 A5で、魚と肉を一緒にして問うのはよくない。
 B5の「食べ過ぎる」は、違和感がある。「とりすぎる」がよい。
 C脂肪が固まらないのは、は虫類以下変温動物の特長と聞いた。
 D脂肪が固まらないのは、水の中に住んでいるから、という説明は落ちない。
 E11の他の成分紹介はいらない。
 F終わり方を考えよ。
 G急いでいて、がさつだった。

(11)藍澤