【 参 加 】 三浦、井上、熊倉、田中、田代
1 模擬授業
(1)井上 5年算数「立体」
①見取り図を描かせながら教える。
「上にあっても下にあっても底辺と言います」
「2つの底辺は合同です。」
②表も見取り図を使って子どもと問答しながら埋めさせる。
③「柱(はしら)」であることを強調する。
「三角柱(さんかくばしら)」
「四角柱(しかくばしら)」
④さらっと進む。
(2)三浦 全校朝会での「ありがとう」
(3)熊倉 3年国語 見出し語に国語辞典に出てくる順
まとめのテストで出題され(きょう、きょく、ぎょうじなどの問題)壊滅的な結果となった。
どのように教えるか。
教科書で、五十音順、清音、濁音、半濁音の順という見つけ方の基礎理解のもと、
① まず、全ての〝 °を 抜いて清音にする。
② 上から一文字勝負。
③ それでも勝負がつかない場合は、〝 ° (濁音、半濁音)の勝負。
代案で攻略の道筋が見え、心がすっとした。
来週再度、授業する。
3年国語 修飾語
これもできない子はできないという文法の問題。
修飾語のかかり方は3パターン
1 主語を詳しくする修飾語。
2 述語を詳しくする修飾語。
3 修飾語を詳しくする修飾語。
問題が解けるようにするには、
1 上から下に詳しくすることを理解させる。
2 修飾語→修飾語の場合、「何なの?」で解決する。
例、私は 黄色い ブラウスを 着る。
先生、「黄色い何なの?」
こども「ブラウス」
戦略的過ぎるといえばそうだが、
テストで子どもが解けるようにするのは当然の仕事である
(4)田中 5年国語「大造じいさんとガン」
①主役は、主題の体現者である。よって主題が変われば主役も変わる。
②視点の分類
一人称視点
三人称視点(客観、限定、全知)
視点がだれの中に入っているか問うことで、より分析的に読むことができる。
(5)田代 5年国語「方言と共通語」」
教科書を読んだ後、次のように組み立てた。
①全国の「方言」クイズ
②「雨にも負けず」の方言版
③話す聞くスキル 方言でいう桃太郎
学習参観 国語編
①新たなコンテンツを加え作成。
②アナグラム(綴り替え)、アナニム(倒語)
③外来語を漢字にする
【熊倉氏 例会報告】
1 井上先生 5年算数 多角柱
①見取り図の簡単なかき方を教える。
②上にあっても下にあっても底面の言い方。
③面、頂点、辺の数え方は、同じ手順で行う。
上の底面、柱、下の底面。
空中に手で描かせ、箇所を確認していくと分かりやすそうだ。
2 三浦先生 生活目標の講話 「ありがとう」
① ありがとう反対の言葉から、学校の当たり前を問い、学校や身近なものの存在に感謝に繋げる。
② 画像を示し、当たり前だと思う人?違うと思う人? と発問し理由を言わせる。
青空教室の画像を出す前に、これは「これはどこの国ですか」と問う。
③ コロナ休校もコンテンツに入れ込めるかもしれない。
私自身、日頃から感謝を忘れずに生きたいと思った。
3 田中先生 5年国語「大造じいさんとがん」
① 中心人物は主題によって変わる。
中心人物の検討1 → 主題の検討 → 中心人物の検討 という展開もある
② 3人称客観視点(その人の心が書いていない)
3人称全知視点(その人じゃなきゃ分からないことが書いてある)
③まず、大造じいさんの中に入って書かれているところを探す。
次に、残雪。
どうしてそのように視点が転換しているのか問うのも面白い。
4 田代先生 5年国語 方言と共通語
① 私なら教科書を読んで、知っている方言を挙げて授業終わりと
なりそうなところだが、クイズ形式で方言を楽しく学べた。
② 前半が方言による言葉と後半が会話文の2つで構成されており、熱中した時間が続く。
コンテンツをいただいたので、早速5年の娘に授業したい。
5 田代先生 国語 授業参観コンテンツ
①多様な視点から日本語を切り取り授業化することができるものだと唸った。
② 授業の方法によって楽しく熱中させていくことができる。
コンテンツで示すのではなく、黒板に少しずつ書いて行くほうが良い場合がある。