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第623回 TOSS SANJO例会
【 参 加 】 三浦、熊倉、田代
1 模擬授業
(1)三浦 1年国語 言葉遊び
(2)熊倉 3年 □を使った式 □+240=500 の相談
先日、算数が分からないことを理由に欠席してしまった子がいた。
それが全てではないと思うが、きっかけを与えてしまったことに猛省。
□を使った式。例題はできても練習問題になると???になってしまうのだ。
そこで、次のようにしたい。
テープ図、言葉の式、□を使った式の流れで解いていく場数を踏ませる。
問題文の重要指示。「たし算(ひき算)の式に表しましょう。」を強く意識させる。
そして、 + =
の見通しをもたせるようにする。
3年 算数 「表やグラフから読み取ろう」
①グラフの良いところ、表の良いところは何かを問い、理解させる。
②目盛りの違いに気付かせる。
目盛りに騙されない見方を持つことが大事。
③授業の柱が崩れると指導言が増える。依然として大きな課題。
(3)田代 5年国語 資料を見て考えたこと
①資料を見て「わきお」を書かせる。
②板書する。
③どれか資料を一つ選んで思ったことを書く。
④教科書の例文を簡潔にしたものを例示する。
⑤第1段落を書く。
⑥そう思った資料を選び、理由を書く。(第2段落)
⑦例文の3段落をTTPる。
⑧資料を選び、食品ロスを減らす方法を考える。
⑨第4段落に、選んだ資料について書く。
⑩第5段落に、自分の考えを書く。
2 教え方教室 講座構成 検討
【熊倉氏 例会報告】
1 三浦先生 国語 「これなあに」
向山型国語教え方教室 2011年 8月号 論文審査61
「ばあばには二度会えてじいじには二度会えないもの」
三浦先生は、さらに3つを加えて知的な授業展開をされていた。
自宅に帰り明治図書のバックナンバーで検索した。
論文審査のページは知的財産である。
畳み掛けるように出題すると教室は熱気に包まれることを想像した。
ストックしたい。追試する。
2 田代先生 5年 国語 「資料を見て考えたことを話そう」
資料と関係づけて書く、話す単元。
田代先生のような授業展開とTTP(徹底的に真似をする)の構えがあれば、作文のハードルが随分下がることを実感した。
田代先生が教科書掲載の作文例を書き換えていたものが、とても勉強になった。
文字量、行間、大きさなどの視覚情報。
子どもたちにとって作文の構造がシンプルに分かることが重要なのだ。