(4)三浦
【熊倉氏 例会報告】
1 井上先生 5年算数 割合「%引き問題」
① まず、教科書通り、何円安くしたのかを求めてから、引き算をして答えを出す。
1500×0.2=300 1500ー300=200
② 2人の考えが載っているところを指して、今やったやり方は、だいきさん、ななみさんどちらですかと問う。
「これだと式が2本になりますね。」といって、ななみ1500×(1ー0.2)を扱う。図を使って割引き後の割合を教える。
③ 類題 20%増量の問題。
答えは500より大きくなりますか。小さくなりますか。
だいきさんのやり方(式2本)でやってみなさい。
ななみさんのやり方、1本の式でやってみなさいといって挑戦させる。
2 田代先生 5年算数 データの活用 第1時
①棒グラフ、折れ線グラフ、帯グラフを読ませ方。
子どもの目線移動に配慮して数値を読ませる指示を出す。
②情報量が多いので、細分化する。
途中で止めて確認する。
例)来館者数は増えてたり減ったりしているのに、<はいストップ〜!>
グラフでどこのことをいっているのですか。
③ だいきさんの考え → 確実に習得させるので全員にさせる。
「だいきさんの考えを徹底して真似して書きなさい」
グラフや文字など情報量が多くて苦手は子にはハードルが高い単元だが、見通しがもてると楽しくなる。
教科書に載っている2人のやり方(学校図書でいえば、ななみ、だいき)の扱いは
様々であると思うが、田代先生、井上先生の授業から、扱い方が自分の中ではっきりとしてきた。
3 三浦先生 国語 「あがる」
「屋根にあがる 腕があがる 舞台であがる お届けにあがる」
向山型国語教え方教室 2010年 8月号 論文審査55
反対の言葉は何か。反対の意味の文にしなさい。別の言い方にしなさい。
の発問により自分の頭の辞書から言葉を引っ張して思考が働く。
自宅に帰り明治図書のバックナンバーで検索した。
向山先生の分析は圧倒的である。
2つに分ける分類は、今なら、ロイロノートを活用して、分類と見出し付け(理由)ができそうだ。
田代先生の最後の授業に、痛く共感しました。
人格の決めつける
木を見て森を見ず、そのような子どもたちにはしたくないです。