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第618回 TOSS SANJO例会

 
【 参 加 】 熊倉、田中、田代

1 模擬授業
(1)熊倉 小3 算数 分数第1時
 ①?を発見のページで課題を作る。
  「はしたは0.2とちょっとの長さ、小数で表すのは難しそうですね。」
 ②黒板で紙テープで示しながら行う。
  2等分した1個分では長すぎ
  3等分した1個分では少し足りない。
  4等分した1個分でピッタリ同じになる。
 ③分数の定義を示した後、変化を入れながら、何度も言わせる。単元を貫くフレーズを入れる。
  □等分した□こ分。
  分かりづらければ□こに分けた□つ分で。
  □個で1mになるから1/□m も行う。
 ④左端だけ塗られたテープ図だけでなく、真ん中や右側を指して1/□mになるかを問う。
 ⑤1/2を2/1と書いてしまう子がいる。
  子どもは上(分子)から書きたがる。
  そこで、
  「上から書きたいよね。でも、下から書きます」とちょっとした言葉を掛ける。
  分母、分子を教えても良い。

(2)田代 5年社会 ICT
①IOTを身近なものから考える。
②自分なら何ができるか想像を広げる。
③センサー、IOT、ビッグデータ、AI
 教科書にない最先端を調べる必要がある。

(3)田中 5年国語「想像力のスイッチを入れよう」

【熊倉氏より】
田代先生の社会 IOT(情報通信技術)の授業
 ①第1発問から授業に引き込まれた。
  「遠く離れたおばあちゃん。元気でいるかな。みんなだったらどうやって確かめる?」
 ②教科書の内容は時代に追いついていない!教師が調べ、授業を組み立てる。 
 ③除雪のシステムにもIOTが使われているとは知らなかった。
  子どもが熱中する授業を体感しました。

田中先生、国語 「想像力のスイッチを入れよう」
 ①事例を3つと確定し、事例に対する筆者の考えをまとめる。
 ②その後、主張のまとめを確定していく。
 ③「どの事例が説得力があるか」の発問で精査・解釈をさせる。
  教材文「メディアは、わざとわたしたちをだましたり、あやまった思いこみを与えたりしようとしているわけではない。」
  の一文がとてつもなく引っかかりました。