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TOSS SANJO 第60回例会
2004.8. 6(金) 18:00〜21:00
リサーチコア
(参加者) 斉藤、捧、高野(久)、川上、山田(直)、郷、藤崎、河野、藍澤先生、田代の10名。
(1)田代 国語「椰子の実」 A1 B4
@対比によって難しい意味がわかってきた。読んでいるうちに詩の意味がわかってきた。
A連の番号があったほうがわかりやすい。
Bもっとテンポよく読むことで、五音・七音のリズムに気づかせる方がよい。
C子どもへの対応の技術があまい。
D故郷をテーマにした他の詩にもあたってみる。
(2)捧 算数
(3)山田(直) 英会話 「形を聞き取ろう」 評定 B 5 C 3
@意図は伝わるが、分かりづらい。
「色」、「形」、「数」の既習事項が多すぎる。だから聞き取る「ポイント」がしぼりにくく、何を聞いたらいいのか子どもに分からない。例えば「選択肢」を示すなどしたらいい。
「形」は同じもので、「色」が異なる国を繰り返すなどしたほうがいい。
A導入のやり方。
「形」→「形」+「色」→「形」+「数」という風に、階段状にしてきたが、重くなってきた。(テンポもリズムも)「色」、「形」、「数」というふうに、絞って提示する工夫もある。
無理にフラッシュ(カード)を使わなくても「情報を小出しにして」「推測させる」というやりかたもある。そこに、会話の生まれる余地がある。
B組み立て方
2つの情報で組み立てられるもの。→3つの情報で組み立てられるものという(易から難への)組み立てを。
旗を作らせる際に、学習したパーツを画面の周囲に配置して置く。(情報として)それを見ながら、考えさせる。
三択で考えさせるか、代表が前に出て操作するか、隣の人と作業させるか、いろいろ組み立てはある。三択は、いい加減になりやすいので考慮が必要。
(4)藤崎 英会話 約10時間目 「What're these? They're bananas. Do
you like bananas? Yes, I do./ No, I don't.」
A8
@授業の入り方 Hello! ですぐカードに入ってよい。
A穴あきカードを使うとき 次のカードの絵が見えないように持つこと。
BDo you like 〜?の最初の練習に「apricots」は言いにくい。 (しかも、嫌いという答えが返ってきやすいかも)別の果物で。
C子どもへの目線
1対1対応になったとき、他の子(全体)への目線の配りも忘れないように。
D明確な発問・指示
「Repeat after me.」などが、それに当たると考えられる。子どもたちが聞き取りやすいよう、はっきりと、場合によってはゆっくりと意識して言うこと。
Eゲームのとき、
「I'm○○ .」と名前を言うのか、また、「Do you like 〜?」をチェンジロールするのか、わかりにくい。全体で確認をする必要あり。
Fあたたかな表情・対応
予期せぬ答えや反応(恥ずかしがって言わない子とか)が返ってくることも予想して、対応を用意しておくこと
(5)斉藤 食育 「いただきます」 評定 B8
@前半と後半がつながらない。
Aいだたきますの歴史を調べよ。
B最初が食事風景だから、いだたくの意味は、食べることに限定されて考えてしまう。
Cいただきますを言うことの脳や体への効果はあるのか。(向山CDに出てくる。)
D「だれに言いますか。」という発問をしたことがある。
E食事のあいさつの違い、宗教との関連など、もっと調べよ。
F供養碑は、小出にもある。
G品物は相手が許して初めてもらえるが、食べられる物からの許しはない。しかし、「いただく」という。「いただく」の意味の深さを分析せよ。
H子どもを砂漠に連れて行き、生きること食べることを教えている羽賀さんという方がいる。それに迫れるような授業を。
(6)河野 中2数学 「一次関数の式を求めること」 評定 オールC
@最初の先生問題はやる必要なし
A教科書通りにやってみて、ダメなら基本型を見つける。
B説明がくどい
C問題そのものが解く手順を教えてくれている
D田代先生の代案
「グラフ上に切片の右にχもyも整数の点をとりなさい」がシンプル 対決した松村先生の指示と全く同じ。
E一子先生より「先生問題です。」と言わない
F確認の指示が多いと先生自身が大変
G目線が下がっていた(目が泳いでいた)
H指示、発問があいまいだった
(7)郷1年 音楽 「ごりら」で楽しく3拍子のリズムうち A7 B1
@授業の入りに、緩→急があった。
A1番から2番に入るのが難しい。ポーズをさせる間を作る。
B4人組でリズム打ちを練習するのに、空白の時間を作らないようにする。
あ)全体をAとBの2つに分けて、同時に練習。できてから、AとBを合わせる
い)Bグループに教師がついている間、「Aはこっそり練習」と声をかける。
C「1 2 3」という数字ではなく、「とん たん ぱん」「ご り ら」「ま さ き」など、言葉のリズムを使って、1年生にも分かりやすいようにする。
D4人組の技は難度が高い。徐々に難度が上がるようにする。(ここで使うのはもったいない。)
(8)藍澤 俳句「古池や蛙飛び込む水の音」
(9)川上 国語 「はばたき」 B2 C5
@Tの範読が早すぎた。
A1つ書けた人、○個書けた人と追い込んでいった。
B途中発表させると書けない子の参考になる。
C「向山型国語教え方教室」誌で伴先生の指導例が載っているので参考にするとよい。