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第579回 TOSS SANJO例会

 【 参 加 】 熊倉、田中、田辺、田代

1 模擬授業
(1)熊倉 4年 道徳 「スーパーモンスターカード」
正しいことを行う勇気

登場人物とあらすじの確認。
感想を聞く。
大地さんは反省していますか。 (反省していないかもしれない)
このまま放っておいたら、大地くんはまたやってしまうかもしれません。
友達がそういうことをするのは嫌だよね。
 あなただったら何と声を掛けますか。
ノートに書きなさい。
(発言を分類)
そもそもどうして万引きはいけないのですか。
ノートに列挙しなさい。
(分類し、多方面に迷惑がかかったり、本人にもよくないことを押さえる。 
「〜するとどうなる」をたくさんわかっておくことが態度形成につながる)
感想を書きなさい。

4年国語 俳句 雪だるま星のおしゃべりぺちゃくちゃと
易から難の原則を頭に入れ、情景が頭に浮かんでくるように、発問とやり取りをいくつか行う。
発問例は次の通り
・昼ですか。夜ですか。
・曇りですか。晴れですか。
・星はいくつくらい見えますか。
中心的な発問
・おしゃべりをしているのは何と何ですか。
→星のおしゃべりと星とおしゃべりではどう違うかで解を確定させる。
・対比されている言葉は何と何ですか。
(雪だるまと星)
・雪だるまと星の対比をできるだけたくさんノートに書きなさい。
(一人ぼっちとたくさん 寂しいとにぎやか 明るいと暗いなど)
子どもが書いた解釈文は次のようになった。
ある冬のことだった。雪が多く積もった。空が紺色に染まった。夜だ。
外に出て歩いてみると、公園らしきところに着いた。そこには点々と雪達磨があった。
この地域に住んでいる子どもたちが作ったのだろう。
悲しそうに空を見ている。もしかして、いや多分、誰かと話したいのだろう。
自分も空を見てみると、満天の星空があった。
それままるでぺちゃくちゃと話しているかのように、楽しく話しているように見えた。
気づくと、雪達磨とのことを話しているようだ。
雪達磨も寂しかろう。そう思いながら、私は、その風景を眺めていた。

  
ある年の冬。
たくさんの雪が積もった。
夜になった。
窓から外を見渡すと、小さく雪達磨が見えた。
空には無数の星。
ぺちゃくちゃと楽しく喋っているようだ。
それに比べ、一つだけぽつんとある雪だるま。なんだか切ない気がしてきた。
私は、感動した。
おしゃべりをしているのは星同士と意見に納得できない女子児童は次のように書いていた。 
雪国。たくさんの雪が積もった。夜になった。外を歩いていると、公園らしきところに雪だるまを一体見つけた。
おそらく子どもたちが作ったものだろう。
さみしそうに夜の空を見つめている。
空を見上げてみた。
空には星が六つほどあった。まるで雪だるまと星がしゃべっているようだった。
「楽しそうだなあ」と話者は思った。
雪だるまと話してみたいなと話者はつぶやいた。

(2)田代 「うとてととこ」の追試と分析
①授業の中にユーモアがある。
②一字ずつ読ませて、ほめる。
③一人ずつ読ませていき、声の大きさを促す。
④もっと、もっととあおってから、全員で読ませる。
⑤全員の時はそんなに大きな声を出さないと言う。
⑥そして、また一人で読ませる。
⑦意味を問うて、「わからない」ことをほめる。
⑧つづきを書いて、わかったことをほめる。
⑨また書いて分からなくなった子をほめ、わかったという子を取り上げる。
⑩一連、全部を書いて、前半と後半の読みの違いを検討する。
⑪この時に、手のあげ方を指導する。練習として「はい」でさっと手を挙げる。
⑫2連目は、予測させながら進めていく。
⑬3連目があるかどうか考えさせる。
⑭その根拠を考えさせる。
⑮3連目の最後の言葉を検討する。

(3)田辺 英会話 Did you~?

2 レポート
(1)熊倉 教え方セミナー案

(2)田中 ユースウェアセミナー案