もどる

TOSS SANJO 第54回例会
                         2004.4. 10(土)   18:00〜21:00  於 三条市中央公民館
 
(参加者) 斉藤、高野、近藤、小林、捧、高野(久)、高原、川上、山田直、山田博、長谷川、河野、田代の13名。

(1)山名直美 「道徳」 日本人に勇気と自身を    ー和田勇さんの授業ー 評定 A 0 B 5 C 2
 @ 「職業は何ですか?」など子どもが答えられない(答えるには情報が不足)発問が多い。
 A教師の喋りが長い!
 B「何と答えましたか?」「どういう理由ですか?」と二つのことを聞いている発問があった。 「こう答えました、がどういう理由ですか?」と変えたほうがいい。
 C南米などに行ったことが分かるのだが、招致するために、どれだけの苦労をしたのかのエピソードがほしい。さらっと流し気味 D和田さんの大事にした、「日本人の誇り」がわかるエピソードがほしい。
 E和田さんが日系アメリカ人であることをどこで示したらよいか検討が必要。
 Fパワーポイントの字が小さい。国旗の下に文字を入れるなどの配慮が必要!
 G「力のある資料」という観点から言うと今日の題材では疑問。他の題材を探す。

(2)小林『日露戦争』 評定A0 B11 C0
 @授業のねらいをはつきりさせる。「子供の認識の変化」を狙ふのか。「日本人の気概」を伝へるのか。
 A「日露戦争」の説明の授業ではなく,子供から引出す授業にする。提示した資料で子供から多様な発言を引出し,その発言を元に授業を組立てる。日本がロシアと戦つた事,日本が勝つた事,等は子供に予想させる。子供が予想出来るやう教師は伏線となる情報を与へる。
 B発問後には指示が必要。「ノートに考へを書いてごらんなさい。」「何か思ひ付いたらその場に立ちませう。」等
 C「日本とロシア」の風刺絵提示後の発問が不適切。「身体の大きさの違ひは何を表してゐますか?」と問うた方が良い。
 D日露戦争が世界に与へた印象の例としては「東郷ビール」や「東郷通り」の方が分かり易い。
 E資料「欧米の支配を受けた国々」は色分けした方が見易い。
 F「大東亜戦争」後にほとんどの国が独立した事を示すと「日露戦争」がぼやけてしまふ。

(3)長谷川

(4)高野宏子 第3講座「もりあがる!信頼される!懇談会のコツ」A7 B3 7分40秒
@前半が長い。言葉を削る。
A発問4はカット。すぐに秘訣にいく。
B秘訣の文字を濃くする。
C懇談会に仕事を休んで参加しているということを、説明5,6,7に入れる。
D説明7を 情報(おみやげ)と直す。
Eサイトの紹介で終わらず、実際にサイトをクリックして動かして見せる。
F自分の懇談会運営を実際に紹介する。

(5)高原 TOSSデー講座「ドラマを生む算数授業」評定 オールB 
高野宏子先生より
@板書の仕方が違う。(端に座っている子にも、見えるように体の向きを変えて板書する。)
河野先生より
A百玉そろばんでは、もっと、言葉を削る。 (「先生の後について言いなさい。」でいい。)
B『10の合成』のやり方が違う。
C教科書を使ったり、板書したりしていたが、どっちかでいい。(今日の場合は、板書だけで進めていけば良い。言葉を削る。)
齋藤先生より
Dノートのどこに書けばよいか指示がなかった。(皆、ばらばらのところに書いていた。)
E百玉そろばんは、なぜ低学年に有効か、言ったほうがいい。
F『10の合成』の前に、10の階段を作るべき。
G子どもがノートで筆算をするときは、計算の仕方を言わせたほうがいい。
高野久昭先生より
Hどこが向山型算数なのか、解説を入れるべき。(今日の場合だと、淡々と進んでいて分からない。)
I百玉そろばんの最中に、ほめ言葉はいらない。(逆に邪魔になる。)
J5の合成の場合、テープで印があるといい。
山田博之先生より
K服装が乱れてた。
L語尾が伸びていた。
川上先生より
M百玉そろばんのよさは、音・視覚・リズム(心地良さ)にある。
田代先生より
N5の合成は、初め指で玉を区切るとよい。
O数当てでは、最後本当にあっているか、目を開けさせて見せる。

(6)山田(博) 算数「計算スキルのユースウエア」 A…6 B…5
<説明>
 @コース変更禁止の説明がなかった。
<開始>
 A期間巡視の際の声掛けが良かった。
<答え合わせ>
 Bなぞるところ、小さく書き込むところを答え合わせのときに読んでいた。できない子への配慮があって良い。
 C3つ全て合っていて正答になる問題は、順不同でも正解であることを告げた方が良い。
<後半の指導>
 D2問コースの人も、5問終わったら「やってみよう問題」を行うことを告げていない。
 E後半の指導で「わからないという人は、答えをうつしてもいいんですよ」と言っていた。「難しいという人は、答えを参考にしてもいいんですよ」と話すべきである。
 F残った問題を家でやるように勧めるのではない。子どもが残った問題を

(7)高野久昭

(8)田代 漢字スキル A8 B2
 @指書きの大きさ、どれぐらいやるかの目安が抜けていた。
 A時間配分もあるとよい。しかも、初期・中期・終期の指導のちがいにもふれるとよい。

(9)近藤滋子「教師の仕事術・子どもへの対応術」 評定 A−5 B−6
 @形式を言うだけでなく,実物を示したり,実践を具体的に入れたりしていくこと。
 A発問が長すぎるところがある。スパッと発問に入ること。
 B1日の流れでやっていくとあちこちとばないでよいのではないか。
 C話の切り替わるところで,サイトを使うようにするとよい。
 D項立てをきちんとするとよい。
 E最後に職場で大変な人への対応なども入れるとよいのではないか

(10)齋藤 TOSSデー講座「ADHD/LD講座」 評定 A3 B7 
@教師が悪いという言い方を教師が救えるといった言い方に変える。
A用語が難しい。易しく具体的にする。
B説明が多い。削る。
Cスクリーンに文字が多い。削る。
Dひとめでわかる画像を使う。 
E赤鉛筆の作業はよかった。このような作業を多くし、やってわかるようにする。 ex.「1円が○個、5円が○個・・・」など
F長い指示を短くするだけでは指示が多くなって逆効果にもなる。 「言葉を削る」という意味を正しく伝える。
G広汎性発達障害の説明がなかった。横山ドクターの説明を追試する。
H聞くだけでなく、クイズなどで参加させながら解説する。
I内容を整理する。

(11)捧:「プロの教師はここが違う!授業上達のポイント」 評定 A3 B5
@説明がくどい。
Aいくつもの内容が同時に扱われているので,分かりにくい。 目線など焦点かした方がよい。
B一つ一つ違いをあつかった方がよい。視線・板書・姿勢…など
C「視線のZ」はどういう根拠があるのか。 通常最後列から前の方へ視線を移動する。捧の場合,両端をどうしても見逃し
てしまうため,Zを意識するようにしている。これを解説に加える。
D「起立,礼」について,近藤先生か,捧のところで扱う。
EPPを捨ててやったことで,捧のキャラが生きた。