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TOSS SANJO 第40回例会
2003.8.28(木) 18:00〜21:00
於 三条市体育文化センター
(参加者) 齋藤、高野(宏)、近藤、小林、高橋、高野(久)、高原、川上、藤崎、山田(博)、長谷川、河野、田代の計13名。
(1)田代 国語 A1、B7
@イメージがわかない。わかりにくい。
A最初の読みは子どもに読ませる意図が不明。範読がよい。
B討論することが俳句の内容理解に役立っているのか。俳句のよさが討論で引き出されない。
C歳時記の引用は必要ない。
D討論へのステップが大きい。助走発問が必要。
(2)山田(博) 算数 B8
@わざと間違えて答えたが、できるまできちんと言わせていた。
A前回に比べ、流れが良くなった。目もきちんと行き届いていた。
B最後が長い。→それは教科書の確認だから仕方ないとの声も。
C確認していない。作業や指示、発問に対する確認をしっかり。
D答え方を読ませるとき。印象付ける、今までと違う読み方で。
E語りをゆっくり。
F板書に体がかぶっている。見やすいように。
G声の感じ、やわらかく。
H確認すべき点では、きちんと列の中に入って期間巡視を。
I定規の件に関しては、きつくならないように。
(3)高橋 社会
(4)小林 社会 評定 A0 B9 C0
@「占領されてゐる」といふ状態とは,どういふ状態なのか。子供に内部情報を蓄積させる過程が必要である。「占領されていた,といふのはどういふ状態ですか?」と問ふ等。
A朝日新聞の記事(鳩山一郎談話)は小学生には難し過ぎる。もつと噛み砕いた表現に。
B追ひ読みが頻繁過ぎる。大切な箇所のみ追ひ読みさせるべき。その他は教師が読む。
C「検閲」といふメインの問題に辿り着くまでに時間がかかり過ぎてゐる。
「終戦は昭和27年4月28日」→「俳句」→「新聞記事」→「検閲」といふ学習の流れでは,授業を受ける側が何の学習をしてゐるか分からなくなる。組立て直しが必要である。
D「焼跡の菜園雨に打たれをり」の俳句は子供にピンとこない。 この句を使ふのであれば,「この俳句は発表を許されたでせうか。」と問うた方が良い。
E「読み」と「予想」のみでは授業にならない。「思考」の時間が必要である。
F子供達がもつと当事者意識を抱けるやうな授業展開が良い。「自分の手紙を,知らぬ間に他人から勝手に読まれたら,皆さんはどんな気持ちですか。」
「自分の考へを発表したい時,発表前に「この表現は駄目」「ここは書き直しなさい」と
言はれたら,皆さんはどんな気持ちになりますか。」と問ふのも良い。
(5)高野(久) 理科 A10
@ダイズの双葉の画像があれば,ドングリの双葉を探すヒントになる。
A双葉の意味がわからない。説明が必要。
Bふやけたダイズを入れて3種類用意するのもいい。
C流れはこれでよい。
D実際,7分で収まらなかった。 その理由。
(あ)指示4で理由を書かせたところが手間取った。
(い)双葉を探すところが時間がかかった。
(う)指示5で理由を発表してもらった人数が多かった。
(え)指示と指示との間が空きすぎた。
(お)指示8はいらない。
(6)高原 音楽
(7)川上 英会話
(8)藤崎 英会話(6分) A 6名、 B 4名
@Which do you Like〜?がメインなら、Do you like〜 ?のところは、もっと短く。(50〜60時間目を想定なら、もう、わかるものとする)
(復習でおさえる程度にする) メインターゲットにすぐに入ってもよいかも。
A質問文に「or」を入れるのかはっきりしない。質問文は、「Which do you
Like?」のみ扱う。 「or」は今回は扱わない。
B複数形で言う単語に注意。
Cリレーゲーム・・・当日は、全員にさせるか、子ども役を限定するか。できれば、全員に体験してもらえるよう、組み立てたい。(あらかじめ、カードなどのモノを列に配っておき、それを使って、ゲームをするなど)
(9)近藤 道徳 B10 C2
@内部情報がないうちに、発問をする。唐突でこたえられない。もっと 情報を入れること。
A村上さんが来てからと村上さんが来ない時の比較がきちんとできると よい。
B細かな発問が多い。発問と指示のバランスを考えていく。どこを考え させていくのか、発問を練ること。
C教師が何をこの授業で伝えたいのかをはっきりもつこと。子供に考え させていく中心的なところを教師が説明していってはダメである。
Dパワーポイントの画像、文字を再構成すること。たいくつしてしまう 構成であった。
E意味のない3択クイズはやめること。
F言葉を削り、授業の組み立てを再考すること。
(10)斉藤 総合 食 評定 A3 B7 C2
@もってまわっていわれているよう。ずばりいってほしいと思う。
Aわかりきっていることをされている感じがする。
Bグラフが古い。目盛りが読みづらい。
C「さて」と4回言っている。思考が断ち切られる。
Dアドレナリンの情報は驚いた。
E「動かなくなると痴呆症になる」などはインパクトがある。
F食べなくても平気でいるという子が実際にいる。納得しない。
G空腹がほぼ12時間続くと言うことなどは、24時間の時計(円)の方がよくわか
る。
H子供に判断を迫ってはいるが、思考させていない。
I確認方法が挙手だけ。 ノートに書いているか、など子供の近くに行って確認していない。
J授業の前後で子供の意識に変容を作っていない。
(11)高野(宏) 総合A0 B10 C2
@朱鷺クイズは長くて無駄。〔1分42秒もかかっている〕さっと本題にはいる。
A情報の満載。垂れ流しである。よってサマーセミナーで言われた(むかつく授業)である。資料を厳選する。
B近辻さんの話題になってからテンポが悪い。近辻さんを授業にどう位置づけるか、組み立てを再考する。
C時間〔9分〕で3分の2しか終わらない。内容がくどい。
D主張することは、何かわからない。近辻さんの生き方なのか、環境なのか。授業者
に迷いがあっていけない.
E子どもの思考に逆転がない。いわゆる情報注入授業になっている。プロジェクトX
の方がよっぽどよい。
F「環境について考えなくては」「朱鷺を大切にしなくては」という、建前の授業で ある。なぜそうしなくてはいけないのか、この授業ではわからないし、「動物はだいじに するもの」という固定観念や優等生の意見は打ち破れない。つまり、こどもに切羽詰って思考させる場面がどこにもない。真に思考させない授業は、生活に根付かないし生きない。
G画像資料について
a大事なものだけ、美しい画面処理で使う。(汚い画像は、情報がにごる)
b画面に文字はなるべく入れない。(情報が多くなる。見ただけでわからないものは適さない、使う意味なしとして斬る。)
H環境サイクル図が参考になるかも。
I授業の基本、確認と目力がなかった。
(12)河野 算数
(13)長谷川 音楽 B10 C2
@異なる曲を合わせても楽しく感じる。
A異なる曲を合わせているのがわからない。
B始めの音取りは必要ない。歌えるつもりでやってしまった方がよい。
C合わさるとどんなふうに聞こえるのか、聴いてみたい。