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TOSS SANJO 第29回例会
2002.12.21(土) 14:00〜17:00
於 三条市中央公民館
(参加者) 齋藤、近藤、高原、川上、高野(久)、山田(直)、郷、山田(博)長谷川、馬淵先生、田代の11名。
T 模擬授業
(1)山田(直) 国語 「どちらにひかれますか」
2つの文を読む。3色で分けて、「特に大切な」赤い部分を、作文に生かそうとする練習の時間 評価 B 2 C 8
・何をしているけかわからない。
・一度に多この指示が出されて混乱した。
・ごちゃごちゃした授業で何をしたいか分からない。
・赤を探させる1つにしぼってもいいその上で討論させてもいい。
・「思います」という言い方はやめる。
・まず「ラーメン」の映像をみせる。そして文を読ませる。それにあった文を書かせ、評価をするというやりかたもある。
(2)斎藤 国語「五色百人一首直写・暗唱スキル最初の指導」
・ 「暗唱への5ステップ」は子どもと読む。
・ 日付を書かせる。(ご指摘はなかったが、必要だった)
・ 直写前の指示が足りなかった。
・「A-1、ルビ は書かない」と言う指示。
・名前の書き方の指示。 ・マスを上から詰める ・漢字か ・6文字以上の名前の子(書く前の指示は、作業の最終局面まで必要。しかし、一時に多事となる。言葉を吟味しようと 思った。)
・ 指書きしているときの教師の目線 (長野伴講座を想起した。子どもに正対する。)
・ 直写しているときの指導は、鉛筆の持ち方にも目を配る。(姿勢、左手、直写のスピードを見ていた。鉛筆の持ち方も観点の一つ。感謝。)
・ 難しい漢字の筆順指導はよかった。
(3)藤崎 算数 4年生 「がい数」1時間目
・「何人くらい」と聞いている問題文に対して、「およそ」をつけなければ正解にならないのはおかしい。概念をおさえてからにすべきだ。
・「言える人、立ちなさい」が多すぎる。立たせる必要があるのか。減らす。
・「7万を指で押さえなさい」は「人差し指で」の指示に変える。
・この後の概数の表し方(四捨五入のやり方)はどのように指導したのか。
→万の位までの概数に表すとき、
@中学校の人数をノートに書きなさい。39562人
A万の位の前(万の位と千の位の間)に赤で線を引きなさい。
B万の位の前の千の位に注目します。赤丸で囲みなさい。
C赤丸の中は9です。数字を小さい順に言ってごらんなさい。
0,1、2,3,4,/ 5, 6,7,8,9
← →
D9は5以上なので、1万と考えて一万の位に「入れます」。
E3を/で消し、上に4を書く。9562をーで消し、0000を書く。
・2問目のゆりさんとまことさんの答えはどちらがいいのか、オチがない。
・1問目で、ゆりさんとまことさんの答えのどちらがよいのかを聞く前に、「くらい」に赤線を引かせておくとよい。
・教科書に書かれている順に流したほうが、わかりやすい。
(4)田代 5年算数 「割合とグラフ」(学校図書 P51.52)
・教科書の講座の宇野看取りが甘い。52ページの表は真ん中もかくさせて、指導すべきである。
・テンポが詰まる。流ちょうな流れがない。
・確認の作業指示があまい。
・言葉がはっきりしない。または自分のものになっていない言葉づかいがある。
(5)高野(久) 小林幸雄氏の追試 「心臓」
(6)山田(博) 保健「エイズの授業」
・免疫の部分のスライドは良い。
・普通のウイルスとエイズウイルスの違いを明確に(エイズウイルスは空気中には、いないということ)
・T細胞がなくなった結果、ウイルスがどんどん増えることをもっと分かりやすくスライドで提示すると良い。
・子どもの情報がない中で問うた発問があった。あてずっぽで考えてしまうので意味が無い。
・感染経路の中の「母子感染」は意味合いが異なるので外した方がよい。
・HIVとエイズの違いをはっきりとさせること。
・メカニズムは良いが、当事者意識が薄い。エイズに掛かると実際にどうなってしまうかという情報が少ない。
・尻切れとんぼである。予防法などまで、しっかりと教えなくては ならない。
(7)長谷川 音楽「ボディーパーカッション」 判定 A2 B8
・ リズム遊びで4泊から8白に行くときに「長くなるよ」といった指示がよい。
・ すぐ授業に入ったのがよい。
・ パートごとの人数が少ないため、演奏しにくい。
・ リズム打ちが視覚的にわかるような工夫があるとよい。
・ できない子への配慮 → 繰り返す
・ 個別評価があるとよい。
・ 演奏してると他のパートとどのように会っているのかわかりにくい。 鑑賞しあえるとよい。
(8)高原 音楽「わらべうた」
@あがり目さがり目
Aおてぶしてぶし(TOSS音楽セミナー追試)
B十五夜のもちつき(TOSS音楽セミナー追試)
「とっついたとはどんな意味?」(馬淵先生から)
「餅つきのとき、二つの杵を使ってする動作」(長谷川先生より)
「餅をひっくり返すこと。」(川上先生より)
「できない子へは?」(藤崎先生から)
「とっついたの動作が違っていた」(長谷川先生より)
「ハイこねての動作が違っていた」(郷先生より)
「十五夜のもちつきの相方のリズム打ちが違っていた」(長谷川先生より)
「おてぶしてぶしの4人組の場合は、輪になって遊ぶ」(郷先生より)
以上より、授業で曖昧になっていた部分がはっきり分かりました。歌詞の吟味やできない子への配慮が欠けていました。反省し、訂正します。
(9)郷 音楽 「音楽ミニ・ネタ集〜ソアーベ体操・まねっこリズム・むすんでひらいて・音回し・ストロー笛〜」】
@「体操を始めます」はいらない。いきなりソアーベ体操に入る。
Aソアーベ体操に、ゆっくりした動き(両手を上に上げていく)を入れても楽しい。
Bストロー笛の音の聴き合いをするとき、笛を手からはなして、机の上に置かせる。
Cストロー笛のバリエーション
ア)トロンボーン(長くしたり、短くしたり)
イ)リコーダー(穴を開ける)
ウ)缶をつける(プルトップをとって)
エ)パンフルート(少しずつ長くした複数のストローをくっつける。)
D授業中、教師の視線が流れる。視線が来ないところもあった。どの人にも視線を合わせ、にっこりと笑顔を。
(10)近藤 俳句「雪とけて村いっぱいの子どもかな 小林一茶」
・「話者が見ている物は何ですか」で,「見えている」「見ている」とどちらも使っていた。授業者自身,混乱を起こしている。
・何をこの授業でするのかをはっきりして,授業ののぞむこと。
・はじめのテンポがよくない。俳句は,一人一人読ませていく,一斉には読ませないこと。
・「目をつぶって」できって目をつぶらせた。そのあと,情景をきいても,子どもの意識はきれる。
目をつぶってどうするのかを指示してから,目をつぶらせること。
・最後の俳句の説明をわかりやすくすること。
・「かな」詠嘆をきちんと扱い,子どもにわからせていくこと。
・季語の扱いがあいまいである。
U レポート検討
(1)斎藤
・国語光村3年「説明書を作ろう」ワークシートと子どもの作品
指導の流れがないので、つけてアップする。
・国語「年賀状を書こう」のワークシート
終業式の日に指導した。担任の宛先を薄字にし、なぞればわかるようにした。 「うつしまるくん」3年2学期に同様のページがある。連動できる。
・学級便り。
(2)高野(久)
・水溶液の性質
・理科便り
(3)近藤
・2002年 今年の漢字
・ある教師修業の場
・給食について考える
・学級通信
(4)田代[
・アンパンマン(正義の味方)山田直美氏の修正追試
・学級便り
・AIDSの授業