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TOSS SANJO 第25回例会
2002.10.4(金) 18:00〜21:00
於 地場産業センター
(参加者) 齋藤、高野(宏)、近藤、小林、大関、乙川、高原、山田(直)、佐藤、捧、田代のほか石山先生(TOSSやひこ)の12名
T たくみ講座の模擬授業
(1)斎藤 食 「ごはんのよさを見直そう」
<前回からの修正点>
・後半の後藤一則氏のフラッシュ画像と発問を修正した。 (110kmの地図横に三条新潟間の4倍という比較図を挿入・途中で切って、パン給食とご飯給食の画像挿入)
<所要時間> 12分39秒
・後半の修正で時間がのびた。
・前半のイチロー、田村亮子、マリノスの部分が長い。三名一緒に提示し、「共通の食べ物は?」と発問してはどうか。
・最後の地元産米の話は身土不二の内容でつながらない。
・PFCバランスを比較をしっかりさせてはどうか。
・発問→指名→説明という単調さがある。
・パーツの組み立てはこれでよいのか再考する。
(2)大関 算数「たし算」
(3)近藤 道徳「花火師嘉瀬誠次さん夜空にかける願い」
・嘉瀬さんのあゆみの提示の仕方と強調する部分の工夫
・シベリアの厳しさを児童が実感できるようにすること。
・音声とともに,音声の文字を画面で表示すること。
・長岡空襲からのつなぎ方。
(4)高野(宏)
@時間14分 しゃべりすぎ、説明のしすぎである。指導案の通りの言葉で話す。よけいなことは言わない。
A発表の言葉を繰り返している。これは絶対に辞める。
理由は3つ。テンポがよくならない、子どもたちに聞こうとする態度がうまれない、時間が延びてつまらない。
B画像処理に問題がある。鮮明さ、入っているよけいな情報(文字・色など)吟味する必要がある。
C発問1と2は一緒に出す方法もある。(さらっと流す)
D画像のここと示すときは動くのではなく,PCのポインターを使う。
E誉める、驚く、賞賛するなど、教師は表情を豊かに授業をする。(自己反省)
F指名する、書かせるだけでなく立場を決めてたたせるという方法はよい。
(5)小林 社会 『東京裁判』
@検察側11か国の国旗を提示した。
A検察側と弁護側の意見が,双方対応するように,文章を整理して提示した。
B判決を記載した当時の新聞記事に一工夫。注目してほしい部分にサイドラインを引き目立たせた。
C次の発問を追加した。
「11人の裁判官は皆同じ判決を出したと思いますか。」
「東京裁判の最高責任者は誰だったか分かりますか。」
D判決に対して公正ではないという意見書を出した4か国の裁判官を提示した。
〈例会での学び〉
@国旗の提示は,内容理解を助ける効果がある。
A新聞記事へのサイドラインは,重要部分に即注目させる効果がある。
B使用する言葉を統一する必要がある。裁判官を判事と記述する部分があった。混乱を招く。
C検察と裁判官の国が同一であることをもっと強調した方がよい。 検察側と裁判官の国の国旗を双方示し,ぴったり対応させるとインパクトが強い。
D「11人の裁判官は皆同じ判決を出したと思いますか。」の問いは重要。全員に判断を迫るべき。挙手させる。
E難しい言葉を使用する時は配慮が必要。小学生に理解できる言葉を。(例)「東京裁判の最高責任者」→「この裁判所を設置し,裁判のための条
例をつくり,裁判官や検察官を決め,この裁判全てを取り仕切った人」
F発問の言葉に吟味が必要。「〜と思いますか」という発問が多い。もっと端的に焦点を絞った発問でないと,即座に思考に入れない。
G口癖を直す。「さて」や「ところで」という言葉が多い。聞き手の思考を寸断してしまう。
H所要時間11分20秒。絞り込みの作業が必要。
(6)石山
(7)高原 低学年には歌やジェスチャーから(英会話) ABCSONG(平田淳氏の授業)をこう追試する
Do you have〜?(落合義貴氏の授業)をこう追試する
@「ABC SONG」と「Do you have〜?」とのつながりがない。
A「ABC SONG」の最終小節の歌詞は明示しない。画像もはじめから出しておく。
B「Do you have〜?」のダイアローグの場面設定、習熟させるパーツ、そしてアクティビティ。 すべて理解不能。
(8)乙川
2 レポート
(1)斎藤 道徳「いのちのバトン」高野宏子氏の修正追試、 総合「大好き田上 ひまわり調査隊」指導案