2002.7.20(土) 14:00〜17:00
於 地場産業センター
(参加者) 齋藤、高野(宏)、小林、大関、佐藤、捧、真島、高野(久)、川上、山田、郷、田代の12名。
T 模擬授業
(1)田代 主語と述語の授業
@述語の押さえが不足していた。述語から主語をとらえさせる流れをもっとつくるべきである。「おはよう」の主語と述語は何かがあいまいなままであった。
A主語に関して、その不要論を含めいろいろな諸説ある。「象は鼻が長い。」「私はウナギ。」「算数がわかる。」などの例文は、日本語文法のあり方を問いただしている。小学生に主語・述語は何故指導しなければいけないか。そこまで考えての指導が必要である。主語・述語が必要なのは、わかりやすい文を話し、書けるためであると考える。そのための指導を大森塾にむけて再度検討してみる。
(2)高野(宏) 道徳「わたしをささえているのは〜命のバトン〜」
(3)郷5・6年生 英会話「動物」の授業
@ 「a」の発音の仕方があいまい。聴き取れない。また、教師自身が単数と複数をきちんと意識して話さないといけない。(間違えて話していた)
A活動と活動のつなぎ方がよくない。もたもたしていた。 ア)「Do
you have 〜 」のカードを掲示しながら説明する。 イ)ゲームに入る前に、3枚のカードを持ってもらって、話す練習をする。など、くどくど説明しなくても活動できるステップが必要。
Bリピートさせるのかさせないのか、あいまいだった。
Cゲーム中の会話をもっとよく考える。挨拶していきなりジャンケンはない。
D決定的に経験不足。もっともっと練習を。
(4)高野(久)理科 「生き物と気温の関係」
(5)大関 1年生算数「ひきざん(1)」
(6)小林 6年社会「織田信長」
http://www4.ocn.ne.jp/~yoshirin/shakai/6nen/nobunaga/nobunaga.html
○火縄銃や射撃の場面などの画像があるのはよい。
◎「天下統一」と「全国統一」はどこが違うのか。 子供は「天下」の意味をとらえにくいのではないか。意味の説明が必要である。
◎「どのように生きようとしましたか。」という発問は答えにくい。 過去に何度か同じ発問で授業を行っていれば別だが。
◎「天下の統一を目指したことを証明するエピソードを箇条書きで書きなさい。」の発問について。子供は「エピソード」という言葉の意味をとらえにくいのではないか。他の言葉に置
きかえる必要がある。
◎信長の気概を表す言葉に「天下布武」がある。これを子供に示すべきであろう。「天下布武」の印章(画像)を見せる。その後,この印章が何を表すかを問うべき。
(7)真島「英会話〜ダイアローグ2文から4文の発展〜」
・単数形と複数形の使い分けが難しい。カードなどを用いて、きちんと教えるべきである。
・ゲームは楽しかったけれど、何回も繰り返すを飽きてしまう。「Yes」から「No」へ、またその逆へ聞き合うとか、集団から個へ、個から集団へというふうに、ステップアップさせるといい。
・ラインをつかったゲームは、繰り返しの練習によかった。
・フラッシュカードの選び方―新出単語は、そのカテゴリーごとに。なれてきたら、新出英文やゲームにあうものを選んでいる。
・やるたびに、スムーズになる。やはり、練習・経験が必要である。
(8)齋藤 国語 「三年とうげ」 「おじいさんがこしを下ろしたのは、どのあたりですか。」
1 とうげの画像を提示したが、とうげはここからここまでと限定して話し合わせるべき。
2 「とうげに入っていますか、いませんか」で局面をさらに限定できる。
3 「〜かかる」という言葉を考えさせる。それによって、行為の後か前かを考えさせることができる。
「この道をなんといいますか」というミス、とうげ・さしかかるという言葉をあいまいなまま授業してしまった。3年生であること、子供用の辞典の限界などを考え、限定した中で考えさせる必要があった。
(9)川上 カウンセリング
U レポート検討
(1)佐藤 学級経営 朝食をしっかり食べよう
(2)山田 TOSSヤング道場レポート 書く基礎基本をつける中学年のフォローシステム
(3)郷 「勉強の苦手な高学年の子のフォローシステム」
(4)齋藤 「勉強が苦手な子のフォローシステム」(中学年)
(5)田代 「向山型算数に学ぶフォローシステム」