2002.4.20(土) 14:00〜17:00
於 三条市中央公民館
(参加者) 齋藤、近藤、小林、、昆、佐藤、真島、、高野(久)、高原、川上、郷、今井、北澤、田代の13名。
あらたに今井先生、北澤先生が加入。これで総勢20名となる。
T 模擬授業
(1)高原 「2年生音楽 最初の15分間の授業」向山型で音楽授業 飯田清美著の追試
@郷先生に比べ、無駄な言葉が多かった。もっと、言葉を削るべし。
A発声させる音頭取りがよくなかった。(郷先生をお手本するべし)
B「ハヘホ歌い」はレガートな曲では、マ行やラ行。(斎藤先生より質問及び助言)
C「ハモリング」では音楽的センスがないのがばれた。教師自身が音感や的確な助言ができるよう勉強すべし。
感想 偶然であったが郷先生が同じような授業内容をしてくださり、自分の欠点が明確に分かり、本当に勉強になった。
(2)田代 漢字スキル最初の1字の指導
http://www1.ocn.ne.jp/~tashiro/kanjiskil1moji.html
・空書きの時に「机の大きさぐらいの字を書きましょう」という指示がわかりやすかった。
・読ませるときは「音読み」「訓読み」まで読ませるとよい。
・読ませるときは両手で持つように指示をしてよかった。
(3)近藤 「原田大助君の詩から生き方を学ぼう」(ミニ道徳)
・子供たちに感想を書かせる場面をとったほうがよい。
・最初の5つの詩は,どれから読んでいくかの指示があるとよい。
・原田君の文字がなぜこうなのかを説明するとよい。
・( ) を「かっこ」と読ませたが,ここは入れる言葉を考えるために読ませていくのであるから,「( )のところは黙って,そして次を読みましょう。」という指示がよい。
・詩を読んだあと「思ったことを言ってください。」では,文字や気付きを言いたくてもいえなくなる。→「思ったこと,考えたこと,気づいたことを言いなさい。」とするとよい。
・この詩は,15分ミニ道徳ではなく,もっとあっさりとやり,その後「この本を学級の本棚に入れておきます。」とした方がよいのではないか。
(4)郷 「5・6年生音楽 最初の15分間の授業」
・リズムカレンダーをするとき、全体を二つに分けて交互にやったり、何人かのグループでやったりして、個別評価を入れながらできるとよかった。
・「はへほ」カードの材質やめくり方を工夫して、スムーズに提示できるとよい。
・高い声が出にくい子どもに対して、どのように指導していくかなども研究できるとよい。
・リズムカレンダーを1人ずつするとき、入りやすいように声をかけるとよい。
・指示する際の趣意説明があった。
・リズムカレンダーは、変化があり楽しかった。
(5)真島 「英会話(3/20h)−英語で挨拶を交わそう・それが何かをたずねよう」
・カードの絵が複数なのに、What's this?
という単数形で扱っていた。複数なのか単数なのか厳しく扱わなければならない。
・What's your name? を What, is, your,
name ? と単語で切って繰り返させたが、単語一つ一つよりも、リズムや流れを大切にして、切らなくてもよい。
・教師と子どもが一緒に言うとき、together
では、タイミングがとりづらい。リズムがとりやすい掛け声が必要である。例えば、1,2
とか、Let's say! とかがあると
よい。
・「Seven steps」のバリエーションがあって、よかった。
(6)高野(久)
(7)小林「大東亜戦争の背景」
http://www4.ocn.ne.jp/~yoshirin/kigai/daitoua.haikei/daitoua.html
○これは,小学生にも是非伝えていきたい内容である。
△授業の流れが平坦。重い内容の授業なので,もう少し変化のある授業にしたい。
△「第一次世界大戦後の欧米植民地地図」についての説明が必要。色分けした地図を示しただけでは内容を理解できない。
△「中国大陸の欧米列強の勢力図」について。列強の中国大陸への鉄道敷設と所有がどういう意味をもつのかを子供に考えさせる時間が必要。鉄道敷設と所有が植民地化の手段であることが分かれば,当時の日本にも欧米による植民地化の危機が迫っていることが理解できる。国際連盟を脱退してまでも中国大陸から手を引かなかった当時の日本人の気持ちを理解する助けとなる。
△授業の構成のし直しと発問の吟味が必要なところが多々あり。例→「アメリカとの戦争を避ける方法」を考えさせた後にマッカーサーの言葉「日本が戦争に飛び込んでいった動機は大部分が安全保障の必要に迫られてのことだった。」を示すのは自然な流れではない。子供の思考を一時停止させてしまう。「中国大陸からの撤退」について考えさせた直後に「工業生産」について考えさせたのにも無理がある。 ......子供が思考に集中できる授業作りの難しさを再認識した。模擬授業をしサークル員から斬っていただかなければ何時までも気付かずに終わる。やはりサークルは有り難い。
U レポート検討
(1)齋藤 出会いまでの準備と2週目までの記録である。 学級作り、国語・算数の初めの指導を載せたが、集約されていず、見づらい。国語の年間の指導を明らかにしていきたい。
(2)近藤 社会科を教科書通りにすすめる一つの方法、子供たち一人一人の幼い頃の写真を集める、学級通信「とびら」
(3)佐藤
(4)田代 学級通信、国語授業年間指導計画案、授業を見るポイント、漢字スキルの指導リニューアル版