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TOSS SANJO 第113回例会
                        2006.11.11(土)   13:00〜17:00  於 サンファーム三条
 
(参加者) 齋藤、近藤、小林、捧、高野(久)、山田(博)三浦、上村、早田先生、山田高広氏、近藤佳織氏、田代の12名 
 1 谷講座打ち合せ


2 模擬授業
(1)近藤 国語 「万葉集」 評定 B3 C3
@音読の時、読みをあいままにしておかずに確定すること。
  「む」−「ん」 「ほ」−「お」
A遠い、近いをただ問うのは無理がある。視点によって違いがあるから。高い、低い
なら、それでも考えて答えることができる。
B教師の読みの区切りがよいのかを検討し、決めていくこと。
C簡単なところからテンポよく聞いていき、中心部にいくようにすること。
Dとりあえず発問はしないようにすること。
E「すら」にも着目するような発問をしていくとよい。
F国語としての扱いより、道徳のような扱いであった。
G五 七 五ではないのだから、区切りも含め、意味ももっと調べていくとよい


(2)田代 国語 4年説明文「アップとルーズで伝える」 A5 B1
@かんたんすぎるので抵抗のある組み立てでもよい
Aついていけないことろがあった。「今日はそのことを勉強しましょう」の「そのこと」が伝わりにくかった。
B問いと答を先に聞いたほうがわかりやすい
Cどうしてアップが先で、ルーズをあとにするかが納得できなかった。
D7段落の扱いをどうするのか。
 あったほうがいいか、ないほうがいいかで意見を聞くのもおもしろい。


(3)高野久
大きな数  A3 B4 C1

@板書は,学習を進めていく上でとても大切である。そのためには,効果的に板書し,さらに残していくこと。
 (大森先生は板書計画を立てよと言われました。まさに そのことを指摘されました。)
Aぼーっとしてる子への対応。そしてそのような子をどこで拾い上げるかの対応とタイミング。
 (特別支援を要する子への対応術をきちんと身に付けなさい。)
B詰めが甘い。例えば唱えさせ方。指示の仕方。
 (指示とは,そのようにさせること。させないければその指示の意味がない。これを積み重ねていくから授業がだれる。)
C子どもにとって,スーッと理解できる授業の組み立て方をすること。(どうしても教師側の思考で授業を組み立ててしまう。導入にしても、今日のような導入ではないだろう。名古屋セミナーでの木村先生の厳しい指摘を生かしていなかった。)

(4)小林 社会『日露戦争(日亜交流)』 B2 C7
 @授業は編集が必要。歴史の授業であつても「時系列」に固執しない
 Aスクリーンに投影した画面が余り変はらず飽き飽きした
  サイト作りでは,15秒間の真剣勝負である「CM制作」に学ぶと良い
  15秒間で場面の切換が何度有るか。映し出される順番,演出等学ぶ点が多い
 B授業になつてゐない
  前半の説明が長く,授業のメインが分からなくなつた 重要でない情報はさらりと提示し流す
 C発問は,子供が考へれば答へられるやうなものにする
  「分からなくても当たり前」と言はれたら考へる気が無くなる
 D無駄な動きが目に余る。視線も泳ぐ。自信の無さの顕れ
 Eキーワードとなる言葉は全員が分かるやう配慮する
  本時の場合「国際法」「砲術長」「壊滅」がキーワードとなるが,内部情報不足だ。授業前半に発問・指示・説明等で伏線を張り情報を蓄積させておく
 F司馬遼太郎『坂の上の雲』の教師引用朗読が長過ぎる。要工夫


(5)山田博 高学年道徳 「ゾウのはな子」 オールB
・何を伝えたいのか。主題をはっきりとする。
・前段部分(歯を扱う部分)は、いらない。
・主発問に関わるところから、授業を作っていく。
・導入から終末まで、授業をつらぬくものが必要。
・D表であれば、ノート3冊分の研究が必要。
・口調「〜しちゃった」気になる。
・授業行為の中で、子供役に文を読ませる意味はあるのか。

(6)捧 3年国語「漢字の広場C」 B10 C1
・動詞を選んだ子は「こそあど言葉」をつけることができない。
・漢字を読んでいくときに自分の予想とは違うところを教師が読んだ。どこかさがしているうちに先に進んでしまった。
・漢字に読み仮名をふらせる必要はないか。
・ミスマッチな文がでてきたときの扱いが難しい。
・ABCの評価は前半がよい。後半に評価されても,「なーんだ」で終わってしまう。「よし,今度はやるぞ」という気持ちを持たせるためにも,前半に評価を入れる。
・書くまでが長い。確定しないまま,何となく進んでいく。
・板書の評価にも,工夫がほしい。ただABCを言うだけでなく,文のおもしろさを評価するなど。

3 五色百人一首大会 打ち合せ
(1)ルール確認
(2)読み手の読み方確認