(参加者) 齋藤、近藤、大関、佐藤、昆、小林、田代の7名。
1 模擬授業
(1)田代 算数 「比例」
表を読ませる。表をそっくっりそのまま写させる。テンポよく進めることを意識して授業する。しかし授業が単調で、緊張感がない。また、教科書通りに進める難しさを実感。
教科書のよけいな部分を感じる。例えば考え方のヒントとしてある「〜さんの考え」。また比例を確かめるのに小数倍をしているところ。他の教科書との比較が必要。(教科書検討の 結果、小数倍は学校図書だけ)。秒単位の授業運びができていない。
(2)近藤 国語 漢詩「春暁」(孟浩然)
・子どもたちが自分でわかって読むには国語辞書を使うことがよい。
「暁」の意味もとらえずに,発問していくのは無理がある。
・五言絶句を端的な言葉で説明すること。
・「昨夜は,どんな音が」では,この漢詩からは,答えられない。
「何の音が」と発問するとよい。
模擬授業をしてみて,漢詩を小学生にもってきたのは,漢詩の何をとらえさせたいのか,はっきりしていないとダメだと感じた。
授業者である自分が,何をするのか,はっきりしていなかったので,授業全体がゆれていたと思う。
(3)斉藤 国語「主述の対応を正しく書く」授業
ゆれのない発問指示が評価評定には必要である。
「正しい文にしなさい。」→正しい正しくないという評定。 「わかりやすい文にしなさい。」→10点での評定が可能。
×「『は』と『が』は同じ意味ですか。」 ○「『は』と『が』とで、主語と述語の関係は変わりますか。」
ステップを踏んだ組立はよい。
テンポが悪かった。 板書された文に対して評定の説明が長かった。
2 レポート検討
(1)小林 英語実践例室生犀星の詩『はたはたのうた』の授業実践を報告。
教材文100回音読,全ての言葉の辞書引き,100の発問を考え,「一字読解」と「討論」で構成した授業。
下手なレポート説明をする。提案のないレポートであった。
もう一つ,「高学年の英会話授業2例」を報告。
・ゲーム中心の英会話授業は中学年まで。
・高学年はDialogue中心の授業づくりをするべき。
・子供レベルの普段の会話を英語に。
・英語で質問できる子供に育てる努力を。
日常生活のどの場面を「英会話」にするか。 その場面をどう授業するか。 今年中に一つモデルをつくりたい。
(2)大関 「クラスの児童の睡眠時間と朝食を調査して」
・子供の家庭での環境や実態を知るのに、朝食を調べることは有意義。
・データや結果は児童のプライベートであるので、取り扱いには気をつける必要がある。
・結果は、児童の学習の理解度と関連があるか?食の指導をする上で、活用方法を工夫したい。
(3)昆 3年社会「めざせ 燕のかなものはかせ」
(4)佐藤 学級経営
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