(C)TOSSインターネットランド /小学校/ １年生/国語/物語/たぬきの糸車
１年生物語「たぬきの糸車」の授業。
第１時
教師の範読。
追い読み。
題名の横に○を１０個書いて、赤鉛筆で一つていねいにぬらせる。
第２時
教師と子どもで一文交互読み。
隣同士で一文交互読み
「糸車」「土間」「きこり」などを説明する。
第３時
班の中で一文ずつ交代読み。
最初の場面を一斉音読。
発問１ 題名は、何ですか。
２ このお話を作った人はだれですか。
３ 登場人物はだれですか。
４ 主人公はだれですか。
登場人物で、いろいろな意見を出させる。
一通り出たところで、「おかしなもの」について意見を聞く。
最後には教師が「たぬき、おあかみさん」であることを説明する。
主人公はたぬきか、おかみさんか挙手で確認し、その後、理由を発表する。
「たぬき」は、題名にある、たくさんでている。
「おかみさん」は、最初に出てくる。が意見として出された。
出された意見を思いきりほめて、「たぬき」が主人公であることを確認する。
たぬきは、まいばんやってきたのですか。
ほとんどの子は、「そうだ」と言うが、ちがうと言う子がいる。
教科書に書いてあることを告げ、どこが根拠となるか、気がついた子から教科書を持ってこさせた。
５，６人が正解になったところで、わかっている子に一斉に答を言わせる。
「まいばんのように」が根拠となる。
第４時
竹の子読み
指名なし音読
二つのくりくりした目玉」は誰の目玉ですか
くりくりした目玉とは、どんな目ですか。
子どもの意見をいろいろと聞いてみる。
「まるい目玉」と「ぐるぐるまわっている目玉」という考えが出た。
挙手で人数を確認した後、「まるい（まんまるい）目玉」であることを確認する。
先生が糸車をまわします。みんなはたぬきになってごらん。
上手にできている子に前に出てきてやってもらう。
「ふきだす」って、どういう意味ですか。
「笑う」と言った子を大いにほめ、笑うのをがまんできずにププとやってしまうことだね、と確認する。
おかみさんは、ふきだしたのですか。ふきだしたのなら、○、ふじだしていないのなら×をノートに書きなさい。
○、×をきいたら、１名だけ○で、あとはみんな○だった。
×であることを告げる。
どうして、ふきだしていないのですか。ノートにその証拠を書きなさい。
「ふき出しそうになりましたが、だまって」と書いてあるから。
第５時
指名なし音読
Ｐ７７Ｌ７まで、一斉音読。
たぬきは、まいばんきたのですか。
「まいばん、まいばん」とあるので、まいばん来た。
わなをかけたのは、だれですか。
ノートに問題を写して、自分の考えを書くように言った。
３つの考えが出された。
・おかみさん
・きこりのふうふ
・きこり
おかしなものをきいていくうちに、「きこりがわなをしかけました」と書いてあるのだから、「きこり」が正しいとなった。
第６時
指名なし音読
Ｐ７９Ｌ２〜から一斉音読
きこりのふうふは１年のうちいつからいつまで山おくのこやにいるのですか。
春 夏 秋 冬
と横に板書。
どこからどこまでかでた意見を図示する。
春から冬のはじまりまでである。
おかみさんは、何を見て驚いたのですか。
白い糸のたばが山のようにつんであるのを見て
おかみさんは、だれが糸をつんだがすぐにわかりましたか。
すぐにわからない。
おかみさんは、何と言いましたか。
「はあて、ふしぎな。どうしたこっちゃ。」と書いてあるから
指名して、読ませてみる。
たぬきは、いつからこの家にいたのでしょうか。
板書した「春夏秋冬」に「春」を書き加える。
・冬から
・きこりのふうふが村へ下りていってすぐ
という意見がでた。
「はるになってからでしょ」と教師が言うと、ちがうと言う。
そこで証拠を探させた。
「糸のたばが山のようにつんであった」を根拠として探し出した。
第７時
一文読み。（読む人は立って、次の人も立って待つ）
いたどって何ですか。
板の戸
黒板に絵をかく
いたどのかげって、どこですか。
いたどのうしろの見えないところ
「いつかのたぬき」ってどういう意味ですか。
まえのたぬき
たぬきは糸をつむぐのに慣れていますか。慣れていませんか。
なれている
「じょうずな手つきで」と書いているから
たぬきは、おかみさんに見られているのに気がついていますか。
まだ気づいていない
Ｐ８２に「たぬきはふいに」とあるから。
第８時
一斉音読、立って音読、教師と交互読みなどを入れて音読する
Ｐ８２だけ、一斉音読する
たぬきは、また来るでしょうか。来ないでしょうか。
来る、来ないで討論する