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4月に新年度を迎えるにあたって準備すべきことをまとめました。『ツーウェイ』(明治図書)4月号の向山洋一氏の巻頭論文を参考に作成しました。
(1)黄金の3日間のために
□『ツーウェイ』(4月号のバックナンバー)
※ 向山氏の論文だけノートに貼り、気付いたことをメモする。
(2)学級づくり・授業のために
□『学級組織する法則』(向山洋一・明治図書)
□『子どもを動かす法則』(向山洋一・明治図書)
□『授業の腕をあげる法則』(向山洋一・明治図書)
(3)発達障害についての知識・理解のために
□『発達障害の子どもたち』(杉山登志郎・講談社)
□『発達障害の豊かな世界』(杉山登志郎・日本評論社)
□『講座 子どもの心療科』(杉山登志郎・講談社)
□『そだちの臨床―発達精神病理学の新地平』(杉山登志郎・日本評論社)
□『天才と発達障害』(岡 南・講談社)
(4)発達障害の子どもの理解と対応のために
□『発達障害児の授業スキル』(平山 諭・麗澤大学出版会)
□『場面サインを見逃すな』(大森 修・明治図書)
□『“就学時健診”から組み立てる発達障害児の指導』(長谷川博之・明治図書)
□『ADHD症状を抑える授業力!―特別支援教育の基本スキル』 (平山諭・甲本卓司・明治図書)
□『こんなとき、どうすればいいの?発達障害への対応 ―究極の相談Qと助っ人のA48例』 (平山諭・明治図書)
□『”特別支援の基本スキル”がなければ学級担任は出来ない!』 (河田孝文・大貝優希・平山 諭)
2 「黄金の3日間」 まずすべきこと
(1)子どもの顔と名前を覚える
@座席と子どもの名前を一致させる。
A子どもの情報整理(特別支援・健康面・知能・学力・家庭環境等)
(2)出会いの言葉を考える
@自己紹介と質問を受け付ける
A学校は何のために来るのかの趣意説明
Bクラスのみんなに望むことと方針演説
(3)学校の生活のしくみ・ルール
@朝〜下校まで、教師がいなくても生活できるようにイメージして、しくみ・ルールを決める
A当番とその順番を決める
B係り活動 係りの名称は工夫する 全体の設計と動かし方を具体的に描く
(4)授業の準備(学び方の指導)
@初日から授業を行う
A楽しく知的な授業をやりつつ、学び方の基本を身につけさせる。
学び方として重要なことを箇条書きにしておく。
a)授業の開始時刻・終了時刻を守る
b)筆入れの中身、鉛筆・赤鉛筆指導 ・・・子どもが納得できるように趣意説明する
c)姿勢・返事・椅子の入れ方・話の聞き方
d)教科書の折り方・持ち方
e)ノート指導
f)机上の教科書・ノートの位置
g)指名なし発表
h)次の時間の準備をしてから休み時間にする
B国語と算数の実態調査テストを行う
(5)ほめる準備
@名前を言って、ほめる
A本心から・力強くほめる
B保護者に伝えるための一筆箋の準備
3 新年度準備 チェック表