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詩「いるか」(谷川俊太郎)・光村図書2年下の授業。伴一孝氏の追試(『向山型国語教え方教室』No19.P14〜15)である。
指示1 平仮名だけの詩です。自分で何回か読んでごらんなさい。
子どもたちの様子をみて、数名に指名して読ませる。
説明 読み方がそれぞれちがいますね。
第1連第1行だけを数名に読ませる。
発問1 読み方のちがいがわかった人はいますか。
挙手した子に指名して説明させる。
動物の「イルカ」と「いるか?」(居ますか?の意味)が混じっている。それに気づいた子をほめる。
指示2 「いるかいるか」だけ読んでもらいます。
「いるかいるか」の表示を次のように変えて提示する。それを列指名で読ませていく。
水色の部分は、動物のイルカを表す。
@いるか いるか
Aいるか いるか
Bいるか いるか
Cいるか いるか
Cは難しいので、挙手指名で読ませる。
指示3 第一連だけ読むことにします。どの「いるか」を海のいるかにするか決めたら、鉛筆で丸く印をつけてごらんなさい。
子どもの付け方をみる。難しい子には補助に行く。
早く終わった子には、上手に読めるように練習させる。
1連には7つの「いるか」がある。7つとも海の「いるか」とした子に前に出て読ませる。
発問2 海のいるかが何頭いるかあててもらいます。
(読み終わった後で)
1頭だと思う人? 2頭? 3頭? ・・・7頭?
7頭が正解となるので、次はそれ以外の子に読ませる。
指示4 第2連も同じように印をつけなさい。
指示5 では読んでもらいます。今度はどこに印をつけたかあてもらいます。
スマートボードで印をつけられるようにして進める。