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1年生説明文「どうぶつの赤ちゃん」の授業。第1時は教師が誤答を言うことで、子どもたちに根拠をさがさせた。2時以降は、問題づくりをしていく。そして説明文の問いかけの文をおさえていく。
第1時
教科書60ページ 「どうぶつの赤ちゃん」 先生の後についてよんでごらん
追い読みをする
。で交代読みをします。先生が先、みんな次の文です。どうぶつの赤ちゃん どうぶつの赤ちゃんは・・・・・・
交代読みをする
題名の横に○を10個書きなさい。 2個赤で塗ります
先生、わかっちゃった! このお話、簡単だね。ライオンのお話だよね。
子どもにきいてみる。
シマウマのことも書いているあるという意見をとりあげ、ほめる。
じゃあさ、ライオンはどうぶつの王様なんだよね。あってるよね。だから生まれたときから大きいいんだ。
「ちがうよ」という子どもたちの声。それに対して、「小さいなんて書いてないよ」「おうさまだもん」と言って反論してみる。
「子ねこぐらいの大きさ」と書いてあるとみつける子どもがいる。
「子ねこでしょ、小さいなんて書いてないよ」とさらに反論してみる。
「子ねこは小さいの!」と言ってくる。
そうか、わかった。でもライオンの赤ちゃんは、目がすぐに見えて、えものをとるんだよね。王様だから。
ここでも、子どもたちは猛然と反対する。
え〜みんなのいっていることおかしいよ。じゃあ、シマウマの方が王様だよ。そう思うでしょ。どうぶつの王様はシマウマ。ライオンはよわいんだ。そう思うでしょ。
さらに「ちがうよ!」という声になる。
じゃあ、みんなに聞いてみよう。シマウマが王様だと思う人?ライオンが王様だと思う人?
全体の人数を確認する。
教師一人でも、「ちがうよ!シマウマの方が強いよ。おうさまはシマウマだ」と言って反論していく。
興奮状態の子どもを制して、
そんなに言うんだったら、証拠はどこにあるの。ライオンが王様だっている証拠を見つけて、ノートに書いてごらん。
ノート作業の時間をとる。
もう一度きいてみます。どうぶつの王様はシマウマだ。そう思う人?ライオンだと思う人。
理由がちゃんとと言える人は」いますか。
「わたしはライオンが王様だと考えます。わけは〜です」というように言ってごらん。
びっくりしちゃった。やっぱりどうぶつの王様はライオンなんだね。よく教科書見ないとだめなんだな。みんなのおかげでかしこくなれちゃった。ありがとう。
第2時
おうちで読む練習してきた人いますか?
驚いて、うんとほめる。
今日はみんなで立って読んでみます。いい声きかせてね。起立。
先生が問題をだします。答をノートに書いてごらん。
第1問 このおはなしの題名は何ですか。
第2問 ライオンの赤ちゃんは、生まれたときはどれぐらいの大きさですか。
小ねこぐらいの大きさ(大きさまでちゃんと書いていたら花丸)
第3問 ライオンの赤ちゃんは生まれてどれぐらいおちちだけをのんでいますか。
2か月ぐらい(ぐらいまで書いてあったら花丸)
問題のつづきは、みんなで考えてごらん。一問書けたら先生のところにもってらしゃい。
おうちで読む練習してきた?
とにかく驚いたようにほめる。
お隣同士で交代読みをします。
昨日つくった問題を発表してもらいます。発表できる人いますか。
前に出てきて問題を発表する。正解かどうかは教師が判断する。
子どもたちがつくった問題は次のものである。
実は、このお話の中で、問題を出している文があります。どこだかわかる人?
今日は、一人ずつ読んでもらおうかな。とっても上手に読めたら◎、上手だったら○です。最初は、〜さんの列から。
ライオンの場所としまうまの場所を交互に読んでみます。
次に聞くのは、ライオンのことですか、しまうまのことですか。ノートに「ライオン」または「しまうま」と書きなさい。
「ライオンの赤ちゃんは、目はとじたままだけど、シマウマの赤ちゃんの目はあいている。」ノートに写しなさい。
これと同じように、ライオンの赤ちゃんは〜だけど、シマウマの赤ちゃんは・・・・という文を作ってごらん。一つできたら持ってらっしゃい。